２２３Q 「嵐のような…」 ページ6
黄瀬宅、リビング
つい数分前の事――、
・
黄「ただいまっスー！」
素早く靴を脱ぎ上がる
緋「お、おじゃまします…」
控え目に言うと恐る恐る中へ入る
黄「緋寄っちはここでまってって、荷物持ってくるっス」
そう言ってリビングへのドアを開けた、その瞬間
黄姉１「お母さん！とうとう涼が彼女連れて来た！」
黄姉２「うわっ、ガチ美人じゃん！
モデル…いや、グラビア顔負けのルックスだし」
金髪の大学生ぐらいの女の人が２人出て来て
黄瀬を跳ね飛ばし、緋寄に近づく
緋「え、あ、あの
私、涼太の彼女じゃ…」
２人の勢いに負け口ごもる
黄姉１「冗談だってｗ
緋寄ちゃんっしょ？」
緋「なんで知って…」
黄姉１「涼の机の上に中学ん時の写真にアンタがうつってたの
余りに美人だったから問い詰めたの」
笑顔で黒いことを言う
黄「ちょっ、姉さん！((グハッ」
黄瀬姉２「まっ、取りあえずあがってー！」
起き上がった黄瀬を突き飛ばし、緋寄をリビングに招く
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
で、今に至る
・
黄姉２「まず私は涼音(すずね)
大１で読者モデルやってまーす！」
黄姉１「ちょ、なんでアタシより先に話してんの！
アタシは怜華(りょうか)春には社会人でーす！」
緋「ど、どうもです」
少し緊張気味に出されたお茶を飲む
黄「で、こっちが母さんっス」
黄瀬の横に茶髪の女性が
黄母「ごゆっくりね〜」
癒されるような優しい笑顔で返す
黄「ゆっくりも何も勉強道具とりに帰って来ただけっスよ」
要「ぶふ、お前が勉強？ｗｗ」
緋寄の隣でテーブルを叩き笑う一条
黄「てか何で居るんスか！？」
驚き後ずさる
要「ただ、こっちに荷物を届けに来ただけだ」
緋「というわけで、すぐ帰らせて頂きます」
ぺこりと頭を下げる
黄母「いいのよ〜、涼太が誰かを連れて来るなんて
めったに無いからテンション上がっちゃって」
涼「そうそう、前に人が来た時は全員男だったから
そっちの気があるんじゃないかって心配したんだから」
黄「へ、変な事言わないで！
荷物とって来るっス！！」
２階の部屋の部屋に駆け込む
要「動揺し過ぎｗ
お前も大変だなー」
緋寄の肩をポンポンと叩く
緋「あははｗ」
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紅鬼姫 - ありがとうございます！頑張ります！ (2014年10月26日 18時) (
レス) id: 6fedcef3a8 (このIDを非表示/違反報告)
カーマイン - 面白いです！続き楽しみにしてます!! (2014年10月20日 19時) (携帯から) (レス) id: e687b61eeb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅鬼姫 | 作成日時：2014年8月25日 10時
