我々城06 ページ42
あの後ゾムに見つかり、思い切り引き剥がされた挙句前より食べさせられ、やっと今部屋に戻っている。
何故かゾムにまで頭を拭くように撫でられるし、もー髪がめちゃくちゃ…
食べさせ過ぎたと思ってるのか、おんぶは強請られなかった。
おんぶしてたら今頃トイレと会話してただろうな。
zm「ほんま、もうちょい警戒心付けーや。」
『えぇ…だって仲間に入れてもらう側だし。』
というか、思ったより受け入れてもらえてて嬉しかったな。
どの人も個性豊かすぎて色んな意味で不安だけど。
『…？』
やけに静かだと思い顔を上げると、ゾムが満足そうに私の顔を見て笑っていた、というよりニヤついていた。
『…なに。』
zm「んふ、いやー？可愛い顔しとるなーって。」
『ん''っ、、』
いきなりそれはだめでしょ！
流石に面と向かって言われると死ぬほど恥ずかしい。
照れ隠しで突き飛ばしそうになるのを必死に抑えて顔を逸らす。
zm「んー？Aもしかして照れてるん？w」
こんの緑の悪魔が！
自分の顔面偏差値を分かっての行動だろうし、言い慣れてるに決まってる。
反応を見て遊ばれてるだけ。
これ以上好き勝手させないからな！
『別になんでもないですー。』
ふんと冷たくあしらえば急に無言になり、ふわりと離れる体。
へ？待って普通に立てるじゃん！
zm「ん…手ェ、繋いでや。」
『はい？？？なんで、、、、、
〜っ！分かりましたよ！』
いきなり子犬みたいに手を出してお願いしてくるのはズルいですよご主人
てか何で今の流れで手繋ぐの
差し出された手に、恐る恐る自分のを重ねる。
途端、私のより大きな手にギュッと包み込まれ、何とも言えない感覚に陥る。
これは命令として
仕方なく
zm「んふふ、ありがとうな。」
『…どういたしまして。』
なんか放っておけない、そう思った。
…というかこの男、回復力も人間超えてるな。
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フラスコ(プロフ) - onigiri710さん» コメントありがとうございます！小説は妄想の具現化なだけなので文才皆無で…。絵はすごく時間かけたので褒めて頂けて嬉しいです\‖(^○^)‖/ハイジャンプ (2020年7月3日 6時) (
レス) id: 3b8f60e517 (このIDを非表示/違反報告)
onigiri710(プロフ) - 小説かけるだけでもすごいのにプラスイラストまで描けるだと‥‥僕の精神がおいやられていくぅぅぅ(本音、神小説に神絵を見させていただきありがとうございます(スライディング土下座)) (2020年7月2日 22時) (レス) id: da17dc294d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フラスコ | 作成日時：2019年6月18日 0時
