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32話 雷門の成長に ページ39

鬼道「(どうやって連携している…)」

まだ、誰も気づいていない様子。


ここで、パンドラは舌舐めずりをした。


東雲「はー…ヒントを出してやるか」

思わず苦笑いだ。


僕は、パンドラがイオにパスを出す瞬間を狙って

東雲「天空(てんくう)甲矢(はや)!!!!」

イオからボールを奪った。


レーゼ「まただと…⁉バカなッ!!」

レーゼが驚愕する。

そろそろ気づいて来たかな?


…雷門の成長に。



一之瀬「!!そうかッ!」

一之瀬は分かったかな?


僕はボールをライン外へ出す。


風丸「凄いじゃないか!!」

鬼道「何故分かったんだ?」

東雲「その事は、一之瀬がもう気づいていると思うよ」

褒めてくれるみんなにニッと笑い、一之瀬を振り向く。

今度は視線が一之瀬に集まった。


一之瀬「ああ、わかったよ!宇宙人の癖がね!!」

風丸「癖?」

一之瀬「その癖で、パスを出す方向がわかるんだ!」

財前「宇宙人にも癖があるんだ…」


まあ中身は人間だからねー


すると、バッと一之瀬が僕の方を向く。

一之瀬「全部、東雲のカットを見て分かったよ!あれは、俺達に気づかせる為にやったんだろ?」

その言葉に、またみんなの視線が僕に集まる。


みんなが尊敬の目で見つめてきたら、照れるじゃないか…

東雲「別に…言うだけだったら、みんなが成長出来ないと思ったから…//」

僕は、少しそっぽを向いて言う。



春奈「先輩、Aさん、照れてますね」←

木野「そうね、なんか可愛い」←

そんな会話がベンチでされていたことなんて、僕は知らない。



ボールは、またパンドラへ。

パンドラは、また舌舐めずりをした。


一之瀬「!」

左へパスしようとしたパンドラのボールを、今度は一之瀬が華麗に奪う。

パンドラは驚きの声を上げた。


まぁ、さっきのは僕だったからなぁ(苦笑)




アツヤ「さあ!俺にシュートを打たせろ!!」

ドリブルで上がっていく一之瀬に、アツヤが声を上げる。


一之瀬「よし…!」

アツヤに答え、一之瀬はパスを出した。


レーゼ「奴を止めろ!!」


レーゼ、焦っているのが目に見えてわかっちゃうよ。


レーゼの言葉に、二人のディフェンダーがアツヤの前に立ちはだかる。


アツヤは焦ることもなく、ニッと笑みを浮かべた。

アツヤ「きたな…染岡!!」

東雲「!!(ニッ」


あのアツヤが…染岡にパスするなんてね。

これで段々仲が深まっていくんじゃない?あの二人。

33話 ワイバーンクラッシュ→←31話 荒ぶってる



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杳覇(プロフ) - かんきさん» ありがとうございます! (9月1日 0時) (レス) id: 1cd5a8a31d (このIDを非表示/違反報告)
かんき - 白りゅうコメΓおもしろい (8月31日 23時) (レス) @page6 id: 1055dbe400 (このIDを非表示/違反報告)
杳覇(プロフ) - 阿修羅さん» はじめまして。コメントありがとうございます! わ〜〜そうなんですか!? 恐縮です、ありがとうございます…! ご愛読頂けて本当に嬉しいです、これからも精進していきます🙇‍♀️ (2022年5月7日 20時) (レス) id: 1cd5a8a31d (このIDを非表示/違反報告)
阿修羅 - はじめまして!この小説とっても好きです。何回も読んでます。この小説作ってくれてありがとうございます(*'▽') (2022年5月7日 18時) (レス) @page9 id: fe9d7705f3 (このIDを非表示/違反報告)
杳覇(プロフ) - あかりさん» コメントありがとうございます。三話にて記述しております。 (2021年7月11日 18時) (レス) id: 1cd5a8a31d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ソラノ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Detectivec2/  
作成日時:2017年9月8日 18時

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