19話 同じ分上達するなら ページ24
東雲「吹雪!!これは木から雪が落ちただけだ!!しっかりしろッ!!…!!」
吹雪の肩を掴み、無理矢理こっちを向かせた。
その時の吹雪の表情に、息を飲む。
吹雪は酷く怯えていた。
目を見開き、体を震わせている。
って事は雪関係…としたら、恐らくこの近く。
更に、雪が落ちてくる災害…雪崩?
更に調べ甲斐がありそうだな、これは。
吹雪は僕に気づくと、引きつった笑みを浮かべる。
吹雪「ぁ…ご、ごめんごめん、ちょっと失敗…」
完全に作り笑いだが、敢えて気にしていないフリをした。
目金「こんなのつけるの、初めてなんだけど…」
財前「結構似合ってるじゃん!」
土門「どうも〜」
みんなは
僕?勿論やんないよ←
準備しているみんなを一瞥し、吹雪の元へ行く。
東雲「いつからこの特訓を?」
吹雪「特訓って訳じゃ無いんだ。小さい頃からの遊びの中で、自然にね」
僕の質問に、吹雪は微笑んで答える。
成る程…つまり、遊びの中で勝手に鍛えられていたって事か
だが、そんな吹雪に水を差す奴が一人。
染岡「なーんだ。結局遊びの延長じゃねえか!」
そう、染岡だ。
染岡は吹雪の元まで来て、強気に答える。
コイツまだ言ってやがるか…
染岡「俺達は違う!苦しい特訓を乗り越える事に意味があるんだ!!
東雲もそう思うだろ?」
東雲「いいや?全然」
染岡「!!何!?」
僕に同意を求めて来たから、バッサリ否定する。
あぁ…さっき染岡が正しいって言ったことで勘違いしてるのかな?
東雲「勘違いすんなよ?僕は別に反対な訳じゃ無い。
アレは風丸に意思をハッキリさせて欲しかったからだ。
同じ分上達するなら、僕は絶対楽しい方を選ぶね。」
染岡「なッ…!!」
染岡に睨まれたから、言葉と共に睨み返す。
こんな位で怯む様じゃまだまだだね。
一之瀬「一理あるよね」
染岡「何だよ!!一之瀬まで!!」
意外に一之瀬が同意して来た。
キレる染岡に、落ち着いて何処かを指差す。
一之瀬「見ろよ。円堂はやる気満々だぜ!」
一之瀬の言うように、円堂は楽しそうにスノボーの装備を付けていた。
その光景に、思わずクスッと笑ってしまう。
円堂「俺、スノボーやるの初めてなんだ!教えてくれ!!…あぁ?あ!?あ〜!!」
目をキラキラさせながら言った円堂は、そのまま滑って落ちていってしまう。
「止めてくれ〜!!」って言いながら反対側にぶつかった←
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杳覇(プロフ) - かんきさん» ありがとうございます! (9月1日 0時) (レス) id: 1cd5a8a31d (このIDを非表示/違反報告)
かんき - 白りゅうコメΓおもしろい (8月31日 23時) (レス) @page6 id: 1055dbe400 (このIDを非表示/違反報告)
杳覇(プロフ) - 阿修羅さん» はじめまして。コメントありがとうございます! わ〜〜そうなんですか!? 恐縮です、ありがとうございます…! ご愛読頂けて本当に嬉しいです、これからも精進していきます🙇♀️ (2022年5月7日 20時) (レス) id: 1cd5a8a31d (このIDを非表示/違反報告)
阿修羅 - はじめまして!この小説とっても好きです。何回も読んでます。この小説作ってくれてありがとうございます(*'▽') (2022年5月7日 18時) (レス) @page9 id: fe9d7705f3 (このIDを非表示/違反報告)
杳覇(プロフ) - あかりさん» コメントありがとうございます。三話にて記述しております。 (2021年7月11日 18時) (レス) id: 1cd5a8a31d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ソラノ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Detectivec2/
作成日時:2017年9月8日 18時