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(話数は追加された分なので書きません) 太陽 ページ41

ロスタイムに突入したこの試合。


気合が入り、やる気満々な雷門イレブン。


それに対してレーゼは、湧き上がってくる感情を抑えきれず、拳を握り締めていた。

レーゼ「我々が失点…?こんな…ッことが……」

目を見開き、驚愕しているレーゼ。


それを、僕は自分のポジションから見つめる事しか出来ない。

東雲「(リュウジ…早く気づいてよ…ッ!)」


こんなにも近くにいるのに、話しかけられない

"幼い頃からの家族"が目の前で震えているのに、側に駆け寄ってあげられない


ギリッ


僕は、誰にも気づかれないように歯ぎしりをする。


僕に出来ることはないのかッ!?



レーゼは、視線を足元から上げ、円堂を見据えた。

レーゼ「我々エイリア学園が、ただの人間に敗れる事などあり得ない!!」


レーゼは眉をつり上げ、さらに睨みを効かせる。

レーゼ「あってはならないのだ!!!」


そしてレーゼは、雷門が反応できないほどのスピードで、風丸からボールを奪いとる。

風丸「何ッ⁉」


レーゼ…何をそんなに焦っている?


レーゼ「ディアム!」

ディアムは、何も言わずにレーゼの元へ。

それを見て、何かが来ると悟る。


円・東「「ディフェンス、来るぞ!」」

円堂と声が重なる。


僕等の言葉に壁山と財前さんは素早く体制を整えた。



レーゼとディアムはシュート体制に入る。

僕も、止めようとディフェンスに走ろうとして…


その足を止めた。


ここで僕が行ったら、円堂の成長にはならない。

なら、結果は分からないが円堂に賭けるしかない…!!


ディ・レ「「ユニバースブラスト!!!!」」

ディアムとレーゼが必殺シュートを打ち込む。

財前さんはザ・タワー、壁山はザ・ウォールで対抗するものの、呆気なく敗れてしまった。


円堂「マジン・ザ・ハンド!!!!」

円堂はマジン・ザ・ハンドを出すも、徐々に押されて行っている。


頼む…ここで乗り切ってくれッ!!



円堂「(止めてやる!!

怪我をした仲間たちの痛み…

学校を壊された人たちの悲しみ…!

そして、サッカーを破壊の道具にされた怒り!!

今ここで、終わらせる!!)」

東雲「円堂!!!何としても止めろ!!!」

目だけで、「君なら止められるだろ?」と伝える。

つたわれ…!!


円堂「!!…(ニカッ」

円堂はハッとしたようにこっちを見て、



太陽のような表情で、笑ったんだ。

(同じく) 東雲の声→←33話 ワイバーンクラッシュ



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杳覇(プロフ) - かんきさん» ありがとうございます! (9月1日 0時) (レス) id: 1cd5a8a31d (このIDを非表示/違反報告)
かんき - 白りゅうコメΓおもしろい (8月31日 23時) (レス) @page6 id: 1055dbe400 (このIDを非表示/違反報告)
杳覇(プロフ) - 阿修羅さん» はじめまして。コメントありがとうございます! わ〜〜そうなんですか!? 恐縮です、ありがとうございます…! ご愛読頂けて本当に嬉しいです、これからも精進していきます🙇‍♀️ (2022年5月7日 20時) (レス) id: 1cd5a8a31d (このIDを非表示/違反報告)
阿修羅 - はじめまして!この小説とっても好きです。何回も読んでます。この小説作ってくれてありがとうございます(*'▽') (2022年5月7日 18時) (レス) @page9 id: fe9d7705f3 (このIDを非表示/違反報告)
杳覇(プロフ) - あかりさん» コメントありがとうございます。三話にて記述しております。 (2021年7月11日 18時) (レス) id: 1cd5a8a31d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ソラノ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Detectivec2/  
作成日時:2017年9月8日 18時

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