12、朝食準備 ページ13
ー貴女sideー
私は部屋に戻ると、制服に着替えた。
いつも通りにワイシャツを着て、いつも通りのクリーム色のセーターに、いつも通りの赤いリボン。そしていつも通りの黒いハイソックス。
鏡の前に立ち、自分の姿を見つめる。
…学校、行きたくないな…。
ー初めてそう思った。
いつもは、ただただ行っていればいい、と思っていた。
別に、行っても行かなくても、私にとってはプラスにもマイナスにもならない。
…そう思っていたのに…。
貴女)「はあ…」
私は溜息をついた。
でも、行かないと成績に響くもんね。←真面目！！
私はスクールバックを持って、リビングに向かった。
〜〜
貴女)「えーと、トーストとベーコンと…あとはサラダにしよっと」
私はぶつぶつ呟きながら朝食の準備をした。
すると…
白澤)「あ、Aちゃん！朝食の準備？手伝うよ♪」
貴女)「え？あ、大丈夫です。白澤さんはリビングで待っていて下さい」
白澤)「いいからいいから(ニコニコ)」
…いいのかなぁ…？
…とかなんとか思っているうちに、白澤さんは手際よく野菜を切り始めていた。
貴女)(上手いなぁ…)
白澤さんの包丁の手さばきに、私は思わず目を奪われる。
プロのコックさんも真っ青なほど、白澤さんは料理が上手かった。
貴女)(私も頑張らないと…)
そう思いながら、ベーコンを切り分けようとした。
プツッ…
貴女)「痛…っ！！」
包丁で指を切っちゃった…！！
白澤)「え？ー大丈夫？！Aちゃん！！」
白澤さんは慌てたように私の手を掴んだ。
貴女)「へ、平気ですよ。水につけとけば治りまー痛っ…」
白澤)「何処が平気なの？！ー(パク)」
貴女)「ーーっ！！？/////」
白澤さんが…
私の指を…な、な、な、な、舐めてる…！？！？
貴女)(え？え？え？？え？え？！？！//////)←パニック
白澤さんの舌が、私の指を這う。
刺激されてるし、滑らかで思わず震えるような感覚に、私は頭が真っ白になる。
白澤)「ぷは…っ！──応急処置だよ(ニコ)///」
貴女)「〜〜っ！！////」
…ど、どうしよう…
ドキドキが止まらない…！！/////
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 89人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
赤井司(�洩襦��瑛�) - これからも頑張って下さい！応援しております！ (2018年2月10日 1時) (
レス) id: 32189bcc43 (このIDを非表示/違反報告)
sky☆(プロフ) - 神獣作者さん» わかりました！コメントありがとうございます^ ^ (2015年10月3日 22時) (レス) id: 7338c6477a (このIDを非表示/違反報告)
神獣作者(プロフ) - どうもっすこの作品面白かったです! 自分のがあるかと探していたらたまたま見つけて、読んだら凄く良かったです!良かったら僕の作品も読んで下さい! (検索 アッガイさん) (2015年10月3日 21時) (レス) id: 47dca34e10 (このIDを非表示/違反報告)
黒闇(プロフ) - sky☆さん» おお！？ (2015年6月18日 17時) (レス) id: a2cf20776a (このIDを非表示/違反報告)
sky☆(プロフ) - 黒闇さん» おおっ！！(=ﾟωﾟ)ﾉ いい所つきましたね！ww (2015年6月18日 8時) (レス) id: 9f11fcf1ca (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：sky☆ | 作成日時：2015年4月7日 16時
