【おそ松さん】無口な天使系妹

<<感情 ページ16

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私がまだ幼稚園のころ兄たちは小学校2年。
兄たちは家族以外に"友達"という相手ができた。

まえはいつも家で何やら騒ぎ。外ではチビ太たちに
イタズラなんかをしていたが、それはあんまりなかった。

むしろ家にいる時間が無くなっていった。

「にいちゃ…遊ぼ？」

一「っ…ゴメンA…僕ら友達と遊ぶ約束してて…」

ﾄﾄﾞ「はっきり言いなよ。"Aが邪魔"だって」

十四「トド松っ!!」


"邪魔"


その言葉は当時の私は分からなかったが私はいない方がいい。
そう言われてるってことは理解した。


「…ゴメン。いってらったい」

一「…行ってきます。」


笑顔で兄を見送った。
そのあと訳もわからず泣いたのは別のはなし。


その頃から私は兄たちと話たりはしなかった。
話すとしても一松兄さんか十四松兄さん。

いつの間にか家で一人になった。
家が静かで寂しかった。


月魅「A、さいきん元気ないな?どうしたんだ?」

「…へーき遊ぼ？月ちゃん」

月魅「…うん!そうだ今日遊びにこいよ!!お絵かきしようぜ!!」

心配そうな顔をする月ちゃんに嘘の笑顔を見せた。
元気ない。そんなにかな…


だんだん…本当の笑顔が、わからない。

どうやって心から笑うんだっけ？楽しいってなんだっけ？



あれ?感情って……なんだっけ?



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おそ松

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