136話 世界の破壊者 ページ40
モノクマ「ここはジャバウォック島のミステリーだね。
ボクやモノミでも解き明かせないミステリーだよ。
だからこそ、ボクはオマエラに期待してるんだ!
オマエラがその謎に辿り着ける事をね!」
小白「うん!期待しててよ…必ず解き明かしてあげるからね。」
九頭龍「へっ、そんなの簡単だ…そこの白黒タヌキが前に言ってたヤツに、聞けばいいだけなんじゃねーのか?」
小白「裏切り者の事?」
西園寺「そっかぁー…わたし達の中にいるってそこのブサイクなタヌキちゃんが言ってたね。」
モノクマ「アーハッハッハ!ブサイクとかタヌキとか、それくらいじゃボクは少しもへこまないよ!!」
澪田「めっちゃ、へこんでるよっ!?」
九頭龍「その”裏切り者”なら知ってるんじゃねーか?
その扉の開け方くらいはよぉ…で、きっとその扉の向こうにには、船とか連絡手段とかが隠されるてやがんだ。」
小泉「それか…モノクマとかモノミを操ってるヤツがそこに隠れてるのかも!」
小白「でも、白夜が以前言ってたでしよ?
操ってるヤツは何処か別の場所にいるって…」
罪木「で、でもぉ…本当に裏切り者なんているんですかぁ?」
九頭龍「いるに決まってんだろ!
どいつだ、さっさと白状しやがれ!」
モノミ「い、いまちぇんよ…裏切り者なんて…どこにもいまちぇんって!」
九頭龍「モノクマ…テメーはどうなんだ?
言い出しっぺはテメーだぞ…」
モノクマ「うぷぷぷぷぷぷ…」
田中「…何がおかしい?」
モノクマ「ところで、オマエラはさ…『世界の破壊者』と呼ばれる組織を知ってる?」
日向「…世界の破壊者?」
小白「…」
九頭龍「し、質問してんのはこっちだ。
勝手に話を変えてんじゃねーぞ!」
モノクマ「オマエラがスルーしたい気持ちはわかるよ…『世界の破壊者』なんて恥ずかしい名称だもんね。
中学生どころか小学生が考えたような恥ずかしい設定の名称だもんね。
でも、実際にいるんだから仕方ないよね!
そう呼ばれている組織がさ!」
辺古山「その組織が…なんだと言うのだ?」
モノクマ「文字通りだよ…そいつらは世界を破壊したんだ!」
罪木「せ、世界を破壊ぃぃぃぃ!?」
モノクマ「あのね…大袈裟でも比喩でもなんでもないんだ。
連中は本当に世界を破壊してしまったんだよ。」
33人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:如月 | 作成日時:2019年3月26日 1時