第103Ｑ ページ12
ｰ柚月sideｰ
笹島「えっと・・・
私は皆に言わなきゃいけない事があります・・・」
笹島は真剣な顔でクラスを見渡してそういった。
笹島「けど・・・
先生は少し席を離してもらっていいですか。お願いします。」
先生「え、ええ・・・分かったわ。」
先生が教室を出てから笹島が口を開くーーーー
前に
クラスがどよめく
「なんで！？」「どうして転校しちゃうの！？」「やだよぉ・・・！！」などと声が上がる。
そして極めつけはバカ男子の一言。
「それって、藍原のせーだろ？」
私「ハァ？」
ふざけんなよ。
意味不明としか言いようが無い。
その一言をキッカケに私へのバッシングが始まる。
あーあー、まじウザイ。
これで本当の事知ったらどうするのかなぁ、こいつらは。
笹島「みんなもういい加減にして！！もうそういうのはいらないからっ！私の話したいことを聞いて・・・下さい・・・」
笹島が声を張り上げる。
クラスが静かになると笹島は
口を開いた。
笹島「まず私は・・・
皆に謝らないといけないです。
でも1番は柚月…、に・・・」
笹島「私が転校してきた時、柚月にカッターで切りつけられた・・・
のは間違いです。」
その瞬間またクラスがざわめく。
「藍原なんか庇わなくていい」という内容でだ。
笹島「みんな静かにして。
違うの。本当なの。」
そう言って雫はボイスレコーダーを流す。
静かなクラスにあの日の声だけが流れる。
ボイスレコーダーからの声が途切れてそう時間が経たない内に
「笹島さん最低！！！」「雫ちゃん…見損なったよ！！！」「最悪だな！！」
さっきまで
雫を庇う言葉を発していたのに黒だと分かった途端蔑む言葉か。
本当にコイツらは学習しないなぁ・・・
雫は唇をぎゅっと噛み締めて皆からの言葉に耐えている。
「藍原さんごめんなさい！」「柚月信じなくてごめん！」なーんて言葉が出てきたと思ったら
また暴言の嵐。
もうーーーーいい加減にしろよ！
バンッ！！！
私は机を思いっきり叩いて立ち上がった。
私「いい加減にしろよ！！！！」
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ゆうり(プロフ) - パート2が見たいのに見れないです＞_＜ (2019年6月28日 22時) (
レス) id: c8208023dd (このIDを非表示/違反報告)
りんごウザギ(プロフ) - part2とpart4のページが見つかりません(´д｀|||) (2019年3月6日 22時) (レス) id: 307bf86f5d (このIDを非表示/違反報告)
夏南(プロフ) - 夢華さん» ありがとうございます！頑張りますね！☆彡.。 (2018年3月30日 4時) (レス) id: 025b31181a (このIDを非表示/違反報告)
夢華 - これからからも更新頑張ってください！ (2018年3月29日 16時) (レス) id: 3fedb0a791 (このIDを非表示/違反報告)
夏南(プロフ) - 美香さん» ありがとうございます！少しの間低浮上ですがよろしくお願いします！ (2018年2月12日 20時) (レス) id: a2bca818e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏南ｰｶﾅﾝｰ | 作成日時：2018年1月1日 4時
