銀髪の先輩［赤司征十郎］ (ページ41)

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りょ、了解っすページ41

「あ、まこっちゃん先輩！」

茉琴が改札の方から走ってきた

「な、なかなか、乗れなくて…っ！待たせたみたいでごめん！」

「いえ！まだ時間にはなってないですし、遠くからお疲れ様です」

「茉琴先輩汗すごいで！？」

「そ、そりゃ急いできたんだからさ、汗ぐらいかくでしょ…」

肩で息をしている茉琴は自分の鞄からハンカチを出そうとしたが

『はい、茉琴』

Aが自分のハンカチを渡した

「あ、ありがとうございます！……
実は持ってきてなくて…あはは」

『だろうと思ったから二つ持ってきた』

「さっすがA先輩やなぁ！茉琴先輩とは大違いやぁ」

「う、うっさい奏！黙っ…」

「ねえねえそれより私お腹すいちゃったよ！早く食べに行こ！」

「え、ちょ！引っ張るなや礼舞！」

礼舞は奏の手を引っ張り目的の場所へ向かってしまった

「私たちも参りましょうか(先輩)」

『そうだね』

「ひゃあ～、礼舞ってあんなに走るの早い…」

『茉琴、もういいよその件さっきやったから』

「え」

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「ここのね！パンケーキね！すごい美味しいの！ふわっふわのスフレなんだけど、私的にこのティラミスと抹茶のやつがおすすめなんだよね！」

まず最初の目的地に着いたのはパンケーキ屋さん
時間も時間だから各々で軽めに昼ごはんを済ませ、おやつタイムとしてパンケーキを食べるつもりが礼舞が待ちきれず最初に行くことになった

「先輩方、どれになさいますの？」

『じゃあ礼舞がお勧めしてくれたのにしようかな。ティラミスの』

「じゃあ私は抹茶のほうで！」

「やった～！礼舞が保証しますよ先輩！絶対美味しいのでほっぺ押さえといてください！」

自分がお勧めしたものを好きな人、基Aに食べてもらえるのはとても嬉しいことだった

皆のパンケーキが揃ってからAは

『はい、じゃあ手合わせて』

もちろん1年生頭の上に？を浮かばせたものの茉琴が
みんなで食べるときはみんなでいただきますするのが我が部の方針だよ、と言った

それを聞いてからいただきますと合掌した

「A先輩って変わっとるなぁ、お店でいただきますなんてしたことあらへん」

『お店でも家でも、命をいただいてるのは確かだから。それに感謝するのは当たり前のこと。次からは声出さなくてもいいからちゃんと合掌するんよ、いい？』

「りょ、了解っす」