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見つかっても、気づけない赤。 ページ9

十四松が姉さんの匂いを嗅いで、やっとの事で姉さんを見つけた。



小さく空い窓から、男性3人と練習している姉の姿が見えた。



思っていたよりもロックな感じの曲だったが、姉は力強く歌っていた。



十四松なんか後ろで踊ってるし。



『あーばーれだーせっ!むなーさーわぎ!』



思ってたより音が大きくて耳が心配になるわ。できれば今そんな大声で暴れ出さないで。




俺らがやるべき分の手伝いもやっている時の疲れた感じは一切無かった。




家事すらしないのに、俺らが中々就職しなくて、甘えてばっかで。




そのくせ強く当たっちゃうから嫌になって出て行っちゃったとか…



『踊れ〜踊れ〜さーさー踊れ〜!』



俺らといる時より、よっぽど楽しそう。俺らの事、「大好き〜!」とか言ってたのにさ。




これ以上見ていると、俺らしく無いネガティブな言葉を口にしてしまいそうだった。




「お前ら、今日は、もう帰ろう。」




弟たちも同じ気持ちだったのか、静かにこくん、と頷いた。




A姉さんの練習場所は分かったから、また来ようと思う。




姉さんが家を出るまで後6日__




☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


更新遅いですすみませんンンンンンンンンンンンンンンン

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UMINA(プロフ) - 幽さん» コメントあざます!また更新できるよう頑張ります!あと、小説も見させていただきますね! (2017年10月9日 23時) (レス) id: e44853865c (このIDを非表示/違反報告)
- バンドマンフォォォォォオォオォオ頑張ってください!!応援しています。続きが楽しみ♪僕も小説を書いています!見てみてください♪ (2017年10月9日 18時) (レス) id: 0122477d30 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:UMINA | 作成日時:2017年2月2日 21時

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