到着 ページ2
*
『ロンリー、ロンリー！』
お城の中まで到着して、彼女の名前を呼ぶ。
気づいたロンリーは、申し訳なさそうな顔をする。
[A……すまん、もう暗い時間に呼んで…]
『ううん、大丈夫。もう覚悟はできてるから』
[え…？]
『ロンリー、人間の子供は？』
覚悟のことを聞かれる前に、人間の子供の居場所を聞いてみる。
[人間の子供なら、お前とキャラやアズの部屋で寝かせてるぞ]
『まだ意識が戻ってきてないんだね…』
[ああ、顔だけでも確認するか？]
『うん…』
私と弟達の部屋まで進み、ドアの前まで着くと私はノックをして数秒間待機していると、ドアが開いた。
開けたのは弟のキャラのようだ。
fｷｬ「A姉さん！来てくれたんだね！」
fｱｽﾞ「え、A！？Aが来たの！？」
fﾄﾘ「こら、静かにしなさい我が子達……いらっしゃいA。寒かったでしょう？早くこちらへ」
fｺﾞｱ「毛布をかけているといいよ、それまでは私が暖かい飲み物を持ってきてあげるからね」
『何から何までありがとうございます…！』
部屋に入り、自分とキャラ用のベッドに座る。
前にはアズ用のベッドがあり、そこに人間の子供が丁寧に布団をかけられて眠っていた。
あれがもう1人の……
[A、毛布だぞ]
『ありがとうロンリー』
肩から毛布をかけてもらい、礼を言う。
アズゴアさんは暖かい飲み物を用意しにいってしまっているからもう部屋にはいなかった。
fｷｬ「A姉さん、寒いの？」
『ちょっとね…』
fｷｬ「なら僕がA姉さんを暖めるっ」
fｱｽﾞ「僕も！」
2人は横から私にギュッとハグする。
すごく暖かい…。
スケルトンの触れすぎか、体温という存在をほとんど忘れていた気がする。
キャラ達の頭を撫でて、人間の子供の様子を見る。
あの感じだと、まだ起きそうにはなさそうだ。
*
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 27人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Undertaleau」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
くろねこ2 - 天野美星★サブ★＠colorful8?★さん» え！いいの！？じゃあ、入ろうかな､､､ (2022年1月11日 14時) (
レス) @page50 id: 1ff70072c7 (このIDを非表示/違反報告)
ホチャ(プロフ) - 天野美星★サブ★＠colorful8?★さん» 様ゲ部屋って…一昨日？に入った絵チャのことかな？あの時はすごく楽しかったな…今更だけど、誘ってくれてありがとうねみほちゃん！ (2022年1月11日 2時) (レス) id: c3eca90d46 (このIDを非表示/違反報告)
天野美星★サブ★＠colorful8?★(プロフ) - ホチャさん» ほーちゃん、僕は決めたよ。今日は様ゲ部屋でオールすると、、、←寝ろ (2022年1月11日 1時) (レス) id: b9ef4a6834 (このIDを非表示/違反報告)
天野美星★サブ★＠colorful8?★(プロフ) - くろねこ2さん» 猫仲間が増えたー！（耳ぴょこぴょこ）／くろねこも絵チャ、来てもおkだよ！てか是非来てくれ← (2022年1月11日 1時) (レス) id: b9ef4a6834 (このIDを非表示/違反報告)
くろねこ2 - ホチャさん» ﾒﾄﾞ《にゃ？》 (2022年1月10日 22時) (レス) id: 1ff70072c7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ホチャ | 作者ホームページ：ミルクティーを寄越せのすけ！！←
作成日時：2021年12月26日 8時
