闇AUの新メンバー！9 (ページ10)

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番外編:やってしまった5 ページ10

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『あー……次は床ドンらしいですよマーダー兄貴…』

ﾏﾀﾞ「なっ、ゆ…！？////」

マーダーはブワッと顔に熱を上がらせて、口元を
片手で隠した。

『大丈夫…？私がやろうか？』

ﾏﾀﾞ「いや、いい…俺がやるから…////」

マーダーは私と向き合って、ゆっくりと私を後ろへと倒していく。

ピタリと冷たい床に体がつけば、またもやルーレットが回る。

さっきより回るのが早くなってる…

そして次のお題が指される。

『おぉ…お互いの好きな所を言い合うだって。私から言ってもいい？』

ﾏﾀﾞ「あ、あぁ…////」

『ありがとう！じゃあまず、マーダーの好きなところは優しいところと、笑顔をよく見せてくれるようになったところと、かっこいいところと、お兄ちゃんなところと、私をメンバーとして受け入れてくれたところとー…』

次々と言っていくと、マーダーに口を押さえられる。

ちょっと待って。まだ5個しか言ってない。←

ﾏﾀﾞ「次は俺の番だっての…////」

『ごめん、まだこれ以上にもあったから…』

なんて呑気にしていると、マーダーは息を吐いて
口を開く。

ﾏﾀﾞ「Aの好きなところ…本当は全部なんだが、いつも元気で明るくて、甘いって思うくらい優しくて、妹のように可愛くて綺麗でべっぴんさんで少し変わってて、可愛い奴とかリアルスターが大好きで面白いところと…

そうやって、余裕そうだったのに照れるところが
俺は好きだ」

『ま、参りました…////』

今じゃ真っ赤であろう顔を両手で覆う。

すると3回選ばれたお題を達成したからか、ドア
らしきものが現れて開いた。

『あ、ドアだ！私達出られるよ…！』

ﾏﾀﾞ「そうだな」

マーダーに立たせてもらい、ドアへと向かう。

ﾏﾀﾞ「なぁ、A」

『ん？なに？』

名前を呼ばれて立ち止まる。

マーダーは私に近づいて耳打ちをする。

ﾏﾀﾞ「このこと…アイツらには秘密な？」

そう言って笑い、コツンと私の頬にキスをし手を
引いて、真っ白な部屋とはおさらばした。

「誕生日…おめでとうございます。マーダーさん」

身を潜めていた男性は静かに笑みを浮かべ呟いた。

バースデーボーイである彼は、今日1日大変なように思いつつ、良い1日にもなったと感じていたとか
なんとか…

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