112話 ページ24
ーinミサキ階段ー
ヤ「じゃ あたし達女子は色々と支度があるから先に行って待ってなさい」
光「?おう」
ヤコに促されてゲートの中に入ってまず光の目に入ったのが⋯
境界のお祭りの風景だった
光「はーすっげ。学園の境界って七不思議のだけじゃねーんだな」
花「主人のいない境界の方が多いし広いんだ。その分無秩序だけどね」
光「これが境界の祭り⋯」
花「そう。七夕の星祭だよ。そーだ少年。ちょっとじっとしてて」
光「ん?」
花「じゃーん!天冠」
光「おい、それって」
花「うん。死者が頭につけるやつ。境界の祭りは参加側も主催側も怪異だからね。生きた人間が紛れ込んでるってバレるとめんどくさい事になる。食べられちゃったり」
光「え」
花「だからこれで怪異のフリをするんだよ」
光「な、なるほど」
花「Aも来たら付けるように言わないと。そろそろ来るはずだけど⋯」
貴「花子くん!光くん!」
花「あ、ウワサをしたら⋯」
貴「着替えるの時間かかっちゃった。おまたせ!」
花・光「「⋯へ」」
貴「どうかな。浴衣⋯変じゃない?」
花・光「「⋯」」(ポカンっ
ヤ「なんか言いなさいよ」
光「すっすげーいいっす!超似合ってると思います!な!」
花「あ、うん/////」(チラッ
帽子をいつもより深く被って照れてる花子くん
花「エート。馬子にも衣装ってかんじ!あはは!」
ゴッ
花子くんに頭突きしてやった
貴「知らない」
花「?」(ドキドキ
ヤ「ちょっと何よこの空気。甘酸っぱくて不快だわ。早く祭りに行くわよ!」
花「そ、それじゃ。お祭りに行くぞー!」
貴「おー!」
171人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
らい(プロフ) - とても面白いです。続き楽しみにしています。更新は大変だと思いますが、自分のペースで頑張って下さい。応援しています。 (2020年1月31日 3時) (レス) id: 19cc590829 (このIDを非表示/違反報告)
黒酢 - めちゃくちゃ面白いです!!!更新頑張ってください! (2020年1月24日 15時) (レス) id: b9e11986f5 (このIDを非表示/違反報告)
珠菜(プロフ) - とても面白かったです!普くん大好きな夢女なので私にはピッタリな小説でした(´∀`)なんでこんなに評価されてないんだろう?と不思議に思うくらいです。体調にはお気をつけて、これからも頑張って下さい!更新楽しみに待ってます!! (2020年1月14日 17時) (レス) id: 93515d92f9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - これからも無理せずに頑張ってください!楽しみにしてます! (2020年1月14日 1時) (レス) id: e7791cc44f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:きなこもち | 作成日時:2020年1月7日 22時