皆のアイドル!如月モモ★ ページ1
「モ視点>
「どーでしたかっ??んなー!今日は来てくれてありがとー!!」
ファン「うおおおおおおお!!」
......もしも能力を使わなかったら、みんな、私のことどんな風に見るのかな...
ファン「モモちゃ〜ん!❤」
ちょっとだけなら、大丈夫...だよね?スッ...
ファン「..................。」
「ビクッ...ぁ、...」カッシャーン!
ファン「あはは、モモちゃんはドジだなぁ」
「えへへ、...」
なに、今の...能力が無ければ、私って...
......ほんと、散々だなぁ...
「ただいまです!」ニコッ
キド「あぁ、おかえり如月。」
カノ「今ね、如月ちゃんのライブ見てたんだ〜♪」
え、...
「ほんとですかッ?!どーでしたかっ??」
セト「良かったっすよ!いつも通り眩しかったっす!」
「そ、そうですか!」ホッ...
キド「にしても、マイクを途中で落とすなんてらしくないんじゃないか?マリーじゃあるまいし...体調でも悪いのか?」
[らしくない]...。
「うっかり落としちゃって!でも大丈夫です!体調はこの通り!!」
キド「そうか、ならいいんだ。」
能力を封じてステージに立つってこんな感じなんだ。能力がない私なんて、私[らしくない]んだ...。
カノ「.........。」
「明日も仕事があるので、今日は失礼しますね!」
キド「あぁ、仕事頑張れよ。」
「はいっ!」ニコッ
あれ?笑顔って、こんなに辛かったっけ?
私って、こんなに嘘が得意だったっけ?
応援の言葉って、こんなに苦しかったっけ?
おかしいな?どうしてだろう...
........涙が出ちゃうや。
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ショコラ | 作成日時:2017年5月11日 17時