今日と言う一日。 ページ19
A「…宜しくお願い致します！！」
と私は笑って答えた
その瞬間
臨也「初日にしては上々だねぇ、お二人さん」
と扉の方から見ていた臨也様が言う
A「え、い、臨也様いつの間に？！」
波江「聞き耳をたてていたなんて、悪趣味もいいとこね」
臨也「さっきからいたよー？…て、波江さん酷いなぁ、と言うか俺にだけ冷たくない？
Aちゃんには宜しく言うくせに俺の宜しくには返してくれなかったのに」
と笑って肩をやや竦めて。
波江「別に。普通よ。」
臨也「あっそ、ま、いいけど、じゃあ今日は、お祝いもかねて何かするかい？」と臨也様は笑う
波江「いいえ、今日はもう帰るわ。特にやることもないのでしょ？」と素っ気なく言う
臨也「まあそうだけど。」
A「…」もう行ってしまうのか。。
と私は内心、思うところはあるけど顔にはださなかった。はずなのだが
波江「明日朝早く来るから。」と波江さんが言う
臨也「え、別にそんな張り切らなくても……」
波江「張り切ってないわ。」とバッサリいい放つ
臨也「ハイハイ、そーですか。じゃあ何で、、ああ。」と、言い私の方を見てにやりとする
波江「…」と、そんな臨也様に不機嫌になりながらも私を見て
「じゃあ、また明日ね」と声をかけてくれた
A「え？？あ、はい！！また明日！」と私は笑った
それを見た波江さんはそのあと帰っていた。
見送った後…
A「ああ、美しかったです、波江さん」と 私は大きな独り言のように話す。
臨也「それは何より、何より。
…さてと、じゃあAちゃん、さっき食べたお皿洗ってから、今日の昼食作ってくれるかな？」
と言った
A「あ、はい！！！すぐに取りかかります！！」と私はキッチンへと向かった
…
波江「……」
歩きながら今日のことを思い返す。
それにしても不思議な子だったわ。
いつの間にか警戒も溶けてるし。
何者なのかしら、あの子。
それにあの時言っていた…
部屋には入る前に扉の前で聞こえた
「本物の波江さん」
てどういう意味なの？？
何か引っ掛かるけど。。
と思うもののAの笑顔を思い出して
「ま、別に今はどうでもいいわね。」
とフッと笑ったのだった。
ー
臨也「今日はオムライス?」
A「は、はい、一応は、卵を被せただけですけどね…」と苦笑
臨也「まあ、気にしない、でもさ君のオムライスのケッチャプの文字」
A「はい！臨也様て書きましたよ！」
臨也「わー…」と苦笑された
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黒崎沙夜子。(プロフ) - れもんさん» 有難う御座います。そう云って頂いてとても津嬉しいです、！そんなとんでもないです！！恐れ多いです（（ 私の作品ごときが））でも有難う御座います！トリップしてみたいですね、、わかります（（ (2020年4月18日 21時) (
レス) id: 3fa1432a1c (このIDを非表示/違反報告)
れもん - 凄く面白かったです！神作ですね。トリップしてみたい… (2020年4月15日 9時) (レス) id: 5f620a849d (このIDを非表示/違反報告)
黒崎沙夜子。(プロフ) - まだなんだか色々あれですが宜しくお願い致します。。 (2019年10月8日 22時) (レス) id: 3fa1432a1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒崎沙夜子。 | 作成日時：2019年10月5日 19時
