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64話 三国の覚悟  ページ17

後半3分、同点に追いつかれた雷門ボールで試合が再開される。
「剣城!」
天馬が剣城にパスを出すー
「なっ!……くっ!」
ーしかし、天馬のパスは剣城に届くことなかった。
(天馬がパスミス!?)
持ち主を失ったボールは転々と転がり、ドラゴンリンクの選手がボールを取る。
「させるか!太陽神アポロ!!」
(今、シュートを決められたら流れは完全に向こうのものになってしまう!!)
「あれは太陽の化身!…A。」
「精鋭兵ポーン!」
Aと相手選手の化身がぶつかり、Aがボールを奪取する。
「最強のチームの割に大したこと……」
「精鋭兵ポーン!」
「おわっ!?」
Aがボールを奪った矢先に別の選手が化身を出し、Aからボールを奪う。
(化身のマンツーマンプレスなんて初めてだ…それより誰かカバーに…ッ!)
Aからボールを奪った選手に続きドラゴンリンクの選手が数人前線に上がる。
ただ、それでも雷門のゾーンでは数的不利な状況だ。
しかし、相手は全員が化身使い。相手の選手各々が一チームのエースであっても可笑しくないレベルー

ー雷門陣営に数的有利という言葉を浮かべている者は誰もいなかった。

車田のタックル、霧野と狩屋のプレスはいともたやすくかわされ相手選手は完全フリーで三国と対面する。

「精鋭兵ポーン!これで、逆転だ!!」
(クソッ!まずい!!)
Aがボール奪取に向かう足を止めようとした時。三国が天馬をじっとーと言っても一瞬だがー見つめていた。
(…?)
Aが疑問に思っている間にもシュートは雷門ゴールに迫るー

「フェンス!オブ!ガイア!!!」
ーしかし、巨大な壁が化身シュートを弾き返した。

「雷門のゴールは割らせん!」

「フフフ……面白くなってきたじゃないか。」


続く。

ーーーーーーーーーー

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そしてここまでご覧になってくださった方ありがとうございます。また次回お会いしましょう。 佐藤ほまね

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佐藤 ほまね(プロフ) - 悠樹さん» ありがとうございます。m(_ _)m (2022年8月6日 0時) (レス) id: 733eadf544 (このIDを非表示/違反報告)
悠樹(プロフ) - 早く続きが見たいです (2022年8月4日 22時) (レス) id: 75bdd301b1 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤 ほまね(プロフ) - 誤字がある際は伝えていただけると嬉しいです。 (2020年8月17日 15時) (レス) id: 3562b0c896 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:佐藤 ほまね | 作成日時:2020年8月15日 16時

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