６３話 希望 ページ16
緊張した空気が張り詰める中ー雷門側だけだがー後半戦が始まる。
天馬からボールを受け取ったAはドリブルで相手を突破しようとするー
(まずは、お手並みを拝見させてもらうか。)
ーだが、相手はAに気にも止めず一歩も動かなかった。
「……！どういうことだ。」
その後対面した２人も同様に一切動かずAは相手DFライン前まで突破する。
「ハンデというわけか？…舐められたモンだな。…剣城！思いっきりぶっ放してってやれ!」
Aからのパスを受け剣城はシュートを放つ。
「デス…ドロップ！！」
剣城の強烈なシュートはゴールに向かって飛んでいく。だが、誰も動こうとしない。ー不思議な静寂の中、そう思われた。
ーしかし剣城のシュートは千宮路のただのパンチンクで弾き返された。
(おいおい…あれをあんな簡単に返すかよ。……いや、それよりマズイ！)
「皆、戻れ！！」
Aがそう叫びながら後ろを振り返ると。
天高く飛んだ相手選手がシュートを放ち、雷門のゴールネットを揺らしていた。
続く
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佐藤 ほまね(プロフ) - 悠樹さん» ありがとうございます。m(_ _)m (2022年8月6日 0時) (
レス) id: 733eadf544 (このIDを非表示/違反報告)
悠樹(プロフ) - 早く続きが見たいです (2022年8月4日 22時) (レス) id: 75bdd301b1 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤 ほまね(プロフ) - 誤字がある際は伝えていただけると嬉しいです。 (2020年8月17日 15時) (レス) id: 3562b0c896 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐藤 ほまね | 作成日時：2020年8月15日 16時
