みゆみゆに似てるだなんて言わせないッ!!((ｷﾘｯ＊宮地清志

＊Chasing hearts＊17 ページ18

宮「おい待てって言ってんだろ！！」




貴「いぃやあぁぁーーっ！！」←




宮「おま…俺が悪い奴に見えるだろが！！」




貴「追いかけてくるのは悪いことでしょ！？」←




宮「逃げんのがわりーんだろ！！」




貴「追いかけられると逃げたくなるのが人間の性です！！」←




宮「めんどくせー理由付けてんな！！



…くっそ！あいつ逃げ足速っ(汗」







あーもう！！



ほんとは逃げたくなんてないのに！！







…スッゴい怒ってる顔で


追ってくるんだもんっ！！！(汗







貴「…………つ、疲れてきた」







元々あまり体力のない私はすぐに疲れてきてしまって





清志と私の距離はどんどん縮まっていった





貴「いつまで追いかけてくんのよ…」




宮「…バスケ部スタメン、ナメんなよ！」




パンっ






清志に手を掴まれて、私と清志の鬼ごっこは終わった






のだけれど…






貴「………え」




宮「…捕まえた」







なぜだか清志に抱き締められていた





宮「…なんで逃げんだよ」




貴「…だって」





宮「…………そんなに俺のこと嫌いなのか？」




嫌い？




私が…清志のことを？




貴「そんな訳ないっ！！」





自分でも驚くほどの大きい声を発していた




貴「清志のこと嫌いで逃げてた訳じゃないよ！
…じゃ、なんで逃げたがっていうと…




分かんないや…」




宮「……え？」





ペタン




なんだか力が抜けてしまった私は




人気の少ない廊下に座り込んでしまった





宮「(ｸｽｯ……大丈夫かよ。」




屈んで私と目線を会わせてくれた





宮「あれ？それって…」




貴「…あーーーーっ！！！」




宮「な、なんだよ。急に！(汗」




貴「…ごめん(汗

お弁当…作ってきたんだけど」




宮「え？」






あ然としてる清志の顔…ww




まったく理解出来てないみたい




こんなこと、二回も言わせんなっ！//







貴「…っ、だから！お弁当作ってきてたの！//」




宮「…え？//」

＊Chasing hearts＊18→←＊Chasing hearts＊16

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す