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デジャブ・・・からの8(コナンside) ページ8

学校からの帰り道。
いつものメンバーで公園で遊ぼうとなり、一度家に荷物を置いて公園に集合する為、コナンは1一人探偵事務所に向かっていた。
その途中。表通りにAを見かけた。
店の外でAを見るのは何だか久しぶりだなぁと何となく見ていたのだが、彼女の背後。少し離れた場所から彼女を見ている怪しい人物がいることに気づいた。
Aは気づいていないのか呑気に歩いていたので、心配になったコナンはAに駆け寄った。

「なに?」

コナンに気づいたAは少し不機嫌そうな顔になった。
その表情が何となく腹が立った。

「今、失礼なこと考えたでしょ?」

「考えてないよ。思っただけよ」

「(考えてたのかよ!?)どっちも一緒だよ。ったく、今から何処行くの?」

この様子では彼女は気づいていないと思ったコナンはAについていく気満々なのだが、彼女はよく思わなかったのか、探偵事務所がある方へ指をさし「家はあっちだよ」と暗に帰れと言う。
残念ながらAの背後に怪しい奴がいる事を知ったせいで帰れません。なんて言った日には強制送還されそうだ。
なので適当に言い訳をしてAについて行くことにした。
何だかんだと優しいAは拒否しない。

スーパーに入ってAが買い物をしている隣を歩きながら背後を気にする。
相手は尾行のプロなのか気配がしない。

「(なぜAさんをつけている?)」

Aはブツブツと独り言を言いながら籠に商品を入れていた。
そして《ゾク》っと背筋が凍る程の視線を感じて勢いよく振り返る。
案の定そこには誰もいない。
彼女も今の視線を感じたのか、コナンと同じく振り返っていたが、誰もいないことに怪訝な顔をしながらも買い物を再開した。

気配に敏感なコナンが鳥肌が立つほどの視線。
あれは『殺気』だ。
あれほど上手く気配を消しながら尾行ができるプロが、途中で対象者に殺気を向けるなどありえない。
余程気持ちを持て余すほどの事をAがしでかしたとしか考えられない。

「(この人何したんだよ・・・)」

基本家から徒歩圏内で生活しているであろう彼女。ザックリした性格と自称無気力人間だが、根は優しい彼女が何かをしでかすようには見えない。
先程の殺気の事を考えるとAの身が危険だと考えたコナンはAに事情を聞こうと一緒にポアロまでついて行った。

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9Sに殺されたいロリコン - 主ちゃんって…美少女なんですかね? (2019年9月7日 13時) (レス) id: 23809db5c5 (このIDを非表示/違反報告)
うさまろ(o^^o)(プロフ) - 続きがとても気になる作品です。更新頑張ってください! (2019年6月9日 11時) (レス) id: 710cd8956c (このIDを非表示/違反報告)
丸井(プロフ) - フラグ…フラグだ!!逃げて主人公ちゃん! (2019年6月6日 22時) (レス) id: 08724b31ed (このIDを非表示/違反報告)
- 梓ちゃん良かったね!続き楽しみにしてます! (2019年6月6日 14時) (レス) id: 3bc0209618 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - とっても面白いです★続き楽しみにしてます。お身体に気を付けて更新頑張ってください! (2019年6月1日 4時) (レス) id: a6e5e5f5e4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫暗 | 作成日時:2019年5月21日 16時

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