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デジャブ・・・からの9 ページ9

ポアロの買い出し途中で遭遇したコナンは最後まで本当についてきた。
買い出しから戻ってくると、梓が心配して出迎えてくれた。

「Aさん!遅いから心配したんですよ!?」

おや?買い出しに出てからそんなに時間はたっていないはずだが?
時間を見てみると買い出しに出てから1時間もたっていない。
そんな梓の様子にAの後に入ってきたコナンが「何かあったの?」と梓に聞く。
口の軽い梓はさらっと事情をコナンに説明してしまった。

――せめて本人の了承を得てからしませんか?2人も・・・

Aそっちのけで話をするコナンと梓。別にいいけど・・・と、買い出しした材料を片付けようとキッチンへ向かおうとすると

「1時間弱とはいえ、なぜ1人で出歩いているんですか」

Aの背後から聞こえてきた声に恐る恐る振り向くと・・・

――なぜここにいるんですか。般若様。

真っ黒なオーラを纏った笑顔の般若様がそこにいた。

「あっ私が連絡したんです。Aさんが中々帰ってこないので心配で・・・」

――うん。たった1時間弱。たった1時間弱だよな?なぜ連絡した?おかげで怒られる羽目になってしまったではないか。恨むぞ梓さん。

その光景を冷めた目でコナンは見ていた。

一通り説教が終わると「何もなかった」と言うAに対し「本気で言ってんの?」と呆れたコナン。
そこでコナンはなぜAに声をかけたのか初めから説明し始めた。
まさかホントに尾行されていたとは知らずビックリだ。
それ以前に一切それに気づかない鈍感すぎるAもどうかと思うが・・・
コナンの話を聞いて再度安室から鬼の形相で見られる。・・・そろそろ安室恐怖症になりそうだ。
そして安室はコナンが見たと言う人影の詳しい内容を聞いていた。
真剣な顔をして話をする2人。安室とコナンとわかってみていれば何の違和感もない光景なのだが、それを29歳の男と小学一年生の男の子としてみるとどうだろう。
違和感しかねぇよ。

よくわからない話し合いをしていたので、とりあえず仕事をするA。梓はなぜか一緒になって思案している。――なぜ?

「Aお姉さん、本当に思い当たることがないの?」

「(いきなり話を振ってくるなよバーロー)何度も言うけどないよ」

「ほんとに?暴言言ったり、物拾ったり、人殴ったりしてない?」

「君の中の私のイメージがどんなものなのかが凄いわかったわ」

コナンが「ハハ、冗談だよ」と笑い先程と違い和やかな雰囲気が漂った。

デジャブ・・・からの10→←デジャブ・・・からの8(コナンside)



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9Sに殺されたいロリコン - 主ちゃんって…美少女なんですかね? (2019年9月7日 13時) (レス) id: 23809db5c5 (このIDを非表示/違反報告)
うさまろ(o^^o)(プロフ) - 続きがとても気になる作品です。更新頑張ってください! (2019年6月9日 11時) (レス) id: 710cd8956c (このIDを非表示/違反報告)
丸井(プロフ) - フラグ…フラグだ!!逃げて主人公ちゃん! (2019年6月6日 22時) (レス) id: 08724b31ed (このIDを非表示/違反報告)
- 梓ちゃん良かったね!続き楽しみにしてます! (2019年6月6日 14時) (レス) id: 3bc0209618 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - とっても面白いです★続き楽しみにしてます。お身体に気を付けて更新頑張ってください! (2019年6月1日 4時) (レス) id: a6e5e5f5e4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫暗 | 作成日時:2019年5月21日 16時

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