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何が起こっているのだろう


ただ、解ることは




先輩にキスされたということだけ









唇が離れる




『‥え?』



考える隙もなく、また顔が近づき
唇が触れる



唇を離さず
そっと、ソファに押し倒された







まずい






冷静だった




このままいくと戻れなくなってしまう
私もそれなりに経験済みだ
展開は読めている






先輩の胸を押し、起き上がろうと試みるも
力が強い。びくともしない





『ちょっ‥せんぱい、ダメです』



一生懸命に辞めてくれと訴えるも
先輩は答えてくれない。無言だ




『ねぇ‥!ちょっ‥ん』




何回も何回も、優しく頬や額、目尻、唇にキスを落とされる






この人、本当に‘上手い’
それに先輩の匂い、酔ってしまう



酔ったらだめだ。理性をたもてA



ぐっと力を入れて起き上がり
先輩と向かいあい、両手で先輩の腕をつかんだ
 



『‥‥先輩、どうしたんですか?酔ってます?やめましょ‥?』





「酔っとらん」




起き上がったはずなのに
また背中にソファがある




あぁ、また押し倒されてしまったのか
それに私の腕は頭の上で先輩の右手により拘束された





『‥ん』




これは、‘深いキス’をしようとしているのか
先輩の舌が私の唇をペロリと舐める
反射的に口を開けそうになるも耐えた



開いたら負ける





ぐっと唇に力をこめる



すると、諦めたのか先輩が少しだけ離れ
目があった





‥目が、本気だ






顔が近づく









『せんぱい、ダメです。やめま「うるさいの、黙って口開けんしゃい」







反則だ






私が耳が弱いの知ってるかのように






耳元で、低い声で囁かれたら‥






私は黙って口を少し開ける







先輩との深いキスに堕ちた







あぁ、もう堕ちるところまで堕ちてしまおう

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ちょす。(プロフ) - たかなしさん» コメントありがとうございます‥!面白いと言っていただけで本当に嬉しいです(;-;)また次回も頑張りますので宜しくお願い致します( ´∀`) (2018年12月14日 6時) (レス) id: ad036359fb (このIDを非表示/違反報告)
たかなし(プロフ) - この度は完結おめでとうございます!面白くて読む手が止まりませんでした。これからの執筆楽しみにしています。 (2018年12月13日 22時) (レス) id: 57413c3b15 (このIDを非表示/違反報告)
ちょす。(プロフ) - かきょくん大好きさん» コメントありがとうございます!しっかり更新していきますのでカッコいい仁王くん見守っていてください!( ゚∀゚) (2018年12月9日 16時) (レス) id: ad036359fb (このIDを非表示/違反報告)
かきょくん大好き(プロフ) - 仁王くんがカッコイイ!更新頑張ってください!応援してます^^ (2018年12月9日 12時) (レス) id: e22d5a2052 (このIDを非表示/違反報告)
ちょす。(プロフ) - 凛樹さん» 凛樹さん…!こちらこそありがとうございます!スーツ姿の仁王くんに言われたくて…まだまだたっっくさん萌萌させますぞー!(は?)更新頑張ります! (2018年12月2日 22時) (レス) id: ad036359fb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちょす。 | 作成日時:2018年12月1日 13時

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