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私と先輩は週に一回会うのが当たり前になってしまった
ご飯を一緒に食べて先輩の家に行く
ソファに座り
キスをする
その繰り返し
でも終わりはくる
ー
【もう、帰れるからね。ごめんね、結婚式のこと全部やらせちゃって】
この彼からの連絡で目が覚めた
私は、‘彼’と結婚するんだ
こんなことしてはいけない
先輩と離れないといけない
‘彼’以上に結婚に向いてる人はいない
そう、言い聞かせないとやってられなかった
あと、一週間もしたら‘彼’が帰ってくる
それまでにさよならしよう
私は携帯を手に取り、
【仁王雅治】に連絡した
会わなくてもサヨナラできるのはわかっているけど、会いたかった
私は最低な女だ。それでも、
理由をつけて先輩に会いたかった
・
・
唇がゆっくりと離れ
先輩の綺麗な顔と目が合う
先輩は黙って私の頬を優しく撫でる
あぁ、ずっとこのままでいたい
『先輩』
「どうした？」
『もう、‘彼’帰ってくるんです』
「‥‥そうか」
先輩は私の頬から手を離した
『私、結婚します』
「‥わかっちょるよ。」
『‥本当に好きでした。今でも好きです』
「‥そういうこと言うな」
先輩は私を抱きしめる
先輩の顔が見えない
先輩の髪が頬に触れてくすぐったい
『‥最後まで教えてくれないんですか？』
どう想っているのか。知りたい
でも先輩は
「聞こえんわ」
はぐらかす
抱きしめる力が少し強くなった
『‥もういいません。でも』
これだけは伝えたい
『‥先輩と前世で会えたら付き合いたいです』
「‥おう。そんときは告白しんしゃい」
『はい』
涙が止まらなかった
涙が止まるまで、お互いに顔を合わさず
ずっと抱きしめあった
・
『先輩、送ってくれてありがとうございました』
車からおり、車の中にいる先輩とドア越しに話す
「おう。じゃあな」
『‥はい』
私は先輩に背を向けた
「 」
何か言われた気がして振り向いたときには
車は走り去っていた
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ちょす。(プロフ) - たかなしさん» コメントありがとうございます‥！面白いと言っていただけで本当に嬉しいです(;-;)また次回も頑張りますので宜しくお願い致します( ´∀`) (2018年12月14日 6時) (
レス) id: ad036359fb (このIDを非表示/違反報告)
たかなし(プロフ) - この度は完結おめでとうございます！面白くて読む手が止まりませんでした。これからの執筆楽しみにしています。 (2018年12月13日 22時) (レス) id: 57413c3b15 (このIDを非表示/違反報告)
ちょす。(プロフ) - かきょくん大好きさん» コメントありがとうございます！しっかり更新していきますのでカッコいい仁王くん見守っていてください！( ﾟ∀ﾟ) (2018年12月9日 16時) (レス) id: ad036359fb (このIDを非表示/違反報告)
かきょくん大好き(プロフ) - 仁王くんがカッコイイ！更新頑張ってください！応援してます＾＾ (2018年12月9日 12時) (レス) id: e22d5a2052 (このIDを非表示/違反報告)
ちょす。(プロフ) - 凛樹さん» 凛樹さん…！こちらこそありがとうございます！スーツ姿の仁王くんに言われたくて…まだまだたっっくさん萌萌させますぞー！（は？）更新頑張ります！ (2018年12月2日 22時) (レス) id: ad036359fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょす。 | 作成日時：2018年12月1日 13時
