検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:59,610 hit

6 ページ7

俺の目の前にいる
ずっと焦がれていたA

本当に…俺の前に…

俺は





赤)…会いたかった…!!


貴)へっ?!





Aの言葉を待たずして
その小さな体を優しく抱きしめた


本当に…Aが
俺の腕の中に…

信じられない




俺はAの顔を見る為に
抱き締める手を離した




赤)…A


そう3年ぶりに
Aを呼ぶ

しかし




貴)あの…?


赤)…どうした


俺を不審気に見てくる
そして声を失った



俺の目の前で
言葉を並べる…





貴)あなたは…誰?
そして、何故私の名前を知っているの?




A…?

お前は…




赤)どうしたんだ?
俺を…忘れたのか…?


貴)忘れるも何も…
私はあなたの事を知りません


赤)…!!




嘘…だろ?


Aは…





赤)Aは…俺の事を忘れたりなんか…
そんなはずない


貴)…ごめんなさい…
人違いだと…



こんなに…Aに
似ているのに


Aじゃないのか?

俺が…間違えるはず…


すると、



貴)…大丈夫ですか?


赤)え…




放心状態にあった俺の頬に
何か…感触を感じた



貴)…泣かないで


赤)俺は…




俺の頬には涙が伝っていた

なんで…



なんで、俺の涙を
拭っている…?




赤)…なん、で


貴)理由は分からずとも悲しんでいる方がいらしたら私は励まします


赤)!!




この言葉…

俺は知ってる



《征ちゃんが悲しんでたら、私はずっと側にいて征ちゃんを励まし続けるよ》




貴)…迷惑だとしても
私は放っておけないんですよ



そう微笑んでくる彼女







Aと重なる__________



赤)…すまない


貴)いえ…私こそ




自分を知らない人間の前で
こんな姿を晒してしまうなんて

俺はどうかしている





貴)ごめんなさい



突然謝ってくる彼女




赤)どうした?


貴)さっき…あなたの事なんて知らないって言ったけど…違うんです


赤)違う…?




彼女は目を伏せて

口を開く






貴)さっきはびっくりしたせいであんな言葉が出ちゃったんですけど
もしかしたらあなたと知り合いかもしれません


赤)それはどう言う…




もしかしたら

俺を知っている…?







貴)私…




俺は目を見開いた




貴)昔の記憶が全くないんです

7→←5



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (105 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
175人がお気に入り
設定タグ:黒子のバスケ , 赤司征十郎   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

QOO - めっちゃ面白かったです!続き楽しみにしています!! (2018年9月25日 17時) (レス) id: 5adcb33c47 (このIDを非表示/違反報告)
ちかぱん(プロフ) - めっちゃくちゃ面白かったです!凄い続き気になるので更新まってます! (2016年10月15日 0時) (レス) id: 0e9fe126f4 (このIDを非表示/違反報告)
さく(プロフ) - それでこのお話は更新されていないんですかね?う〜ん、似たようなお話って他にもあるし作者さんが見に覚えないなら消さなくていいんじゃないかな〜・・・このお話好きだから更新してほしいな^^ (2016年1月6日 23時) (レス) id: 74a7b7fe34 (このIDを非表示/違反報告)
はーちゃ(プロフ) - 朔さん» まさかとは?私がぱくったと言う事でしょうか。因みに何の漫画ですか?身に覚えがないので是非教えて下さい。考えた後にこの小説を消すので! (2015年12月14日 19時) (レス) id: 3279f7ef0f (このIDを非表示/違反報告)
- なんか某少女漫画の設定にものすご〜く似てる…? ま 、まさか……? (2015年12月14日 1時) (レス) id: 50623d36ac (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:はーちゃ | 作成日時:2015年7月23日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。