【BLEACH】*初代総隊長が現れました*

弐拾参話* ページ24

十番隊：自分side


自分「いったーい・・・・・」


おちょこ一杯で二日酔い。

相当酒に弱いんだろうな、私は・・・・・。


自分「毛布・・・・・ここは・・・・・十番隊舎」


　 「目が覚めたか」


自分「日番谷隊長・・・・・」

日番谷「これ」


コップに入った水を差し出された。


自分「あ、ありがとうございます」


何だろう・・・・・懐かしい・・・・・


　 『これ』

自分『ありがとう、冬獅郎』

　 『お前が礼何て・・・・・気持ち悪りぃ』

自分『失礼な』

　 『悪かったな』


そうだ、追放される少し前・・・・・私の為にただ一人

その身を投げ打ってくれた・・・・・当時副隊長、麻妃冬獅郎。


日番谷「麻妃、どうした？」

自分「いえ、懐かしい思い出に干渉を・・・・・」


貴族でもないのに子孫繁栄された麻妃の名。

血辻は繋がっていた。


自分「何故私だけ長く生きつづけ、苦しみも背負わなくてはならないの・・・・・」


自然と言葉はもれた。


日番谷「なら聞く、何故お前は死なない」

自分「隊長・・・・・それは・・・・・」


死ぬことを恐れているから。

死神になった時点で死を恐れるなど言語道断。


日番谷「死ぬのが怖いか」

自分「そ・・・れは・・・・」

日番谷「俺だって、怖ーよ、死ぬのは

　 だから・・・・・」


私の体は温もりに包まれた。

毛布に包まってた温もりではなく、人の温もり・・・・・。


自分「日番谷・・・・・隊長・・・・・」

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