【BLEACH】*初代総隊長が現れました*

拾漆話* ページ18

十番隊：日番谷side


日番谷「前に聞いたな

　 何故お前は追放されたのか、と」

自分「知りたければお教えしますよ」

日番谷「頼む」

自分「まぁ、長い話になりますからお茶でも」


麻妃は何故か三人分のお茶を運んできた。


自分「乱菊さんも起きていらっしゃるので、まぁ、聞いてください」


自分「護廷十三隊創設当時、私は死神で唯一卍解が出来る、と言う事で総隊長に任命されました

　 それから６５００年、私は総隊長の座から動くことはありませんでした

　 それから、私は総隊長の座から落とされ、三番隊の隊長に任命されました」

日番谷「ちょっと待て」

自分「はい？」

日番谷「何故、総隊長の座から落とされた？」

自分「私の力を上回る隊長が現れたからですよ」

日番谷「だから、か」

自分「それから色々な隊をたらい回しに受けもちました

　 その辺の詳しいことは聴かないで下さい、これと言った大きな事件は起きなかったので

　 そして、護廷十三隊に元柳斎、現総隊長が私の隊、十番隊に入隊して来たんです」

松本「その時の総隊長ってどうでした？」

日番谷「松本、話の腰を折るな」

松本「良いじゃないですか〜」

自分「後ほど思い出話は致しましょう」

松本「やった♪」

自分「話を戻し・・・・・元柳斎が第五席に上り詰めた頃

　 当時の総隊長が自身の部下に暗殺され魂魄(こんぱく)は消えました

　 そして総隊長経験者、当時もっとも力を持っていた私に総隊長の椅子が渡されました」

日番谷「当時の総隊長か」

自分「はい、そして、その２０００年後事件が起きました

　 尸魂界に大量の大虚(メノスグランデ)が出現し始め、私は三、六、九、番隊に排除の命を出しました

　 数はざっとですが２０体

　 三隊で十分と思いました、ですが・・・・・入ってきた連絡は全滅

　 五、七、八番隊をさらに送り

　 十、十一番隊を援護に向かわせ

　 十二、十三番隊を瀞霊廷護衛に付かせ

　 四番隊は緊急救護室の解放を、一番隊は四番隊の援護を命じました」

日番谷「護廷十三隊総動員だと！？」

松本「そうんな・・・・・馬鹿な・・・・・」

自分「結局、瀞霊廷に残っていた隊士のみ生存

　 排除に向かわせた隊士は全滅

　 戻ってきたのは生存の危うい姿で元柳斎のみ

　 隊士に対する無謀な命を下した、と言う事で四十六室に伝わり

　 ３０００年の現世一時追放となりました」

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