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「Aはこの学院の現状は知っているが、実際に目にしたわけではないだろう?」
「だから、一緒に見物しに行った方がいいかなって!」
「それで、丁度いいのがないか探してたら、今日のB1を見つけたんだ。」
北斗、スバル、真の順で三者三様の説明をしてくれる。
やっぱり、息ぴったりだ。
「ちょ、ちょっと待って!」
いや、今は現実逃避してる場合じゃない。
本来なら、転校生ちゃんと食堂に向かう途中にたまたまB1と遭遇したはずなのだ。
なのに、三人はすでにB1を知っていて、さらに転校生ちゃんとではなく私と行動をともにしている。
やっぱり、微妙にストーリーが変わってしまっている。
これも、私というイレギュラーな存在がいるせいだろうか。
「どうかしたか?」
「何々!?」
「やっぱり急すぎたかな?」
北斗は心配そうに、スバルは私の至近距離で、真は申し訳なさそうにそう言った。
……スバル、ちょっと近いな。
「えぇと、私は平気だよ。でも、それなら今日転校してきた子も誘わなくていいの?」
転校生ちゃんはTrickstarにとって必要不可欠な存在のはずだ。
そんな彼女を置いていっていい訳がない。
そう考えてあの発言をしたのだが、何故か三人の反応がよろしくない。
「ど、どうしたの?」
「……いや、何でもない。気にするな。」
「ていうか、今日転校してきたばっかりの子じゃなくて、前からいるAの方を誘うのは当然だよ!」
「そうそう!Aちゃんは僕達の仲間だしね!それにあの子は革命の事、知らないし。」
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セラ(プロフ) - りむねこさん» 本当ですか!?ありがとうございます! (2019年12月16日 20時) (レス) id: d50daeedd2 (このIDを非表示/違反報告)
りむねこ - これからも楽しみにしてます! (2019年12月16日 8時) (レス) id: 5a6b080ae8 (このIDを非表示/違反報告)
セラ(プロフ) - ねむにゃんさん» ありがとうございます!頑張ります! (2019年10月26日 18時) (レス) id: d50daeedd2 (このIDを非表示/違反報告)
ねむにゃん - 大好きです! 次の作品楽しみにしてます! (2019年10月26日 18時) (レス) id: e8673e3d7f (このIDを非表示/違反報告)
セラ(プロフ) - 黒石さん» ありがとうございます!そう言ってもらえて嬉しいです! (2019年9月28日 13時) (レス) id: d50daeedd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:セラ | 作成日時:2019年9月15日 21時