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「もう、調子いいんだから。……でも、ありがと。私、夏目の力になれるように頑張るから夏目も私を頼ってね?」
「別にいいのニ。」
「私がよくないの!」
確かに夏目からしたら私は手間のかかる妹かもしれない。
だけど、少しくらいならきっと力になれるはずだ。
「あと、私に大事な事はなるべく話すっていう約束、忘れないでね?」
「わかってるヨ。」
夏目は苦笑しながら私の機嫌を取るように、頭を撫でる。
まぁ、悪い気はしない。
むしろ、嬉しく思うくらいだ。
「それで、その『あんスタ』の"メインストーリー"とやらをもっと具体的に教えて貰ってもいいかナ?」
メインストーリー、つまり"革命"についてか。
「いいけど、どうして?」
「知っておくにこした事はないからネ。」
「なるほど。といっても、覚えてるのがさっき話した事だけなの。何か、よく分かんないんだけど所々記憶が曖昧で。」
そう、何故か覚えている事と覚えてない事の降り幅が激しいのだ。
「でも、その内思い出す事もあるだろうし、その都度話していくね。」
それと、私自身の前世の記憶については、まったくと言っていいほど思い出せない。
まぁ、今世には今世の人生があるから不便ではないが、やはり少し寂しい。
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セラ(プロフ) - りむねこさん» 本当ですか!?ありがとうございます! (2019年12月16日 20時) (レス) id: d50daeedd2 (このIDを非表示/違反報告)
りむねこ - これからも楽しみにしてます! (2019年12月16日 8時) (レス) id: 5a6b080ae8 (このIDを非表示/違反報告)
セラ(プロフ) - ねむにゃんさん» ありがとうございます!頑張ります! (2019年10月26日 18時) (レス) id: d50daeedd2 (このIDを非表示/違反報告)
ねむにゃん - 大好きです! 次の作品楽しみにしてます! (2019年10月26日 18時) (レス) id: e8673e3d7f (このIDを非表示/違反報告)
セラ(プロフ) - 黒石さん» ありがとうございます!そう言ってもらえて嬉しいです! (2019年9月28日 13時) (レス) id: d50daeedd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:セラ | 作成日時:2019年9月15日 21時