検索窓
今日:5 hit、昨日:0 hit、合計:110,597 hit

21 ページ23

そして、翌日の昼休み。
私は北斗・スバル・真と講堂に向かっていた。
何故、講堂に向かっているのかというと、私は機会がなく訪れた事がなかったため、皆が案内してくれると申し出てくれたからだ。

「A。いい加減、機嫌を直したらどうだ?」

「そうだよ〜。ほら、笑って笑って☆」

「Aちゃんは、笑顔の方がいいよ!」

皆の言葉通り、私は今へそを曲げむくれていた。
原因は夏目だ。

「……お昼ご飯、一緒に食べようと思ったのに。昨日の事を踏まえて、朝"一緒に食べようね"って約束したのに。なのに、何で皆に言付け頼んで、どっか行っちゃったの!?もう、放課後ちょっと付き合ってくれないと、許さないんだから!」

そこまで一息で言って、息切れしたので肺が大きく上下する。
そして、思わず膝をついた私を皆は慌てて支え背中を擦ってくれた。

「一回、落ち着け。……あぁ、ほら言わんこっちゃない。」

「夏目、申し訳なさそうな顔してたよ!」

「それに本当に急用があったみたいだし、ね?」

「だったら、直接言ってくれれば……ゲホッゲホッ!」

皆の必死のフォローに、私は納得できず反論したがむせてしまった。
そんな私の背中をまたもや皆は擦ってくれた。

22→←20



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (76 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
212人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

セラ(プロフ) - りむねこさん» 本当ですか!?ありがとうございます! (2019年12月16日 20時) (レス) id: d50daeedd2 (このIDを非表示/違反報告)
りむねこ - これからも楽しみにしてます! (2019年12月16日 8時) (レス) id: 5a6b080ae8 (このIDを非表示/違反報告)
セラ(プロフ) - ねむにゃんさん» ありがとうございます!頑張ります! (2019年10月26日 18時) (レス) id: d50daeedd2 (このIDを非表示/違反報告)
ねむにゃん - 大好きです! 次の作品楽しみにしてます! (2019年10月26日 18時) (レス) id: e8673e3d7f (このIDを非表示/違反報告)
セラ(プロフ) - 黒石さん» ありがとうございます!そう言ってもらえて嬉しいです! (2019年9月28日 13時) (レス) id: d50daeedd2 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:セラ | 作成日時:2019年9月15日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。