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そして、翌日の昼休み。
私は北斗・スバル・真と講堂に向かっていた。
何故、講堂に向かっているのかというと、私は機会がなく訪れた事がなかったため、皆が案内してくれると申し出てくれたからだ。
「A。いい加減、機嫌を直したらどうだ?」
「そうだよ〜。ほら、笑って笑って☆」
「Aちゃんは、笑顔の方がいいよ!」
皆の言葉通り、私は今へそを曲げむくれていた。
原因は夏目だ。
「……お昼ご飯、一緒に食べようと思ったのに。昨日の事を踏まえて、朝"一緒に食べようね"って約束したのに。なのに、何で皆に言付け頼んで、どっか行っちゃったの!?もう、放課後ちょっと付き合ってくれないと、許さないんだから!」
そこまで一息で言って、息切れしたので肺が大きく上下する。
そして、思わず膝をついた私を皆は慌てて支え背中を擦ってくれた。
「一回、落ち着け。……あぁ、ほら言わんこっちゃない。」
「夏目、申し訳なさそうな顔してたよ!」
「それに本当に急用があったみたいだし、ね?」
「だったら、直接言ってくれれば……ゲホッゲホッ!」
皆の必死のフォローに、私は納得できず反論したがむせてしまった。
そんな私の背中をまたもや皆は擦ってくれた。
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セラ(プロフ) - りむねこさん» 本当ですか!?ありがとうございます! (2019年12月16日 20時) (レス) id: d50daeedd2 (このIDを非表示/違反報告)
りむねこ - これからも楽しみにしてます! (2019年12月16日 8時) (レス) id: 5a6b080ae8 (このIDを非表示/違反報告)
セラ(プロフ) - ねむにゃんさん» ありがとうございます!頑張ります! (2019年10月26日 18時) (レス) id: d50daeedd2 (このIDを非表示/違反報告)
ねむにゃん - 大好きです! 次の作品楽しみにしてます! (2019年10月26日 18時) (レス) id: e8673e3d7f (このIDを非表示/違反報告)
セラ(プロフ) - 黒石さん» ありがとうございます!そう言ってもらえて嬉しいです! (2019年9月28日 13時) (レス) id: d50daeedd2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:セラ | 作成日時:2019年9月15日 21時