91 化物 ページ11
風間「A!?おいっA!!!」
千加「Aーーー!!!!!」
一恵「…殺すっ」
一恵と千加は武器を固く握りしめる
「「殺すっ…殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す!!!!!」」
憎しみに顔をゆがめる二人
沖田「しっかりして!!!」
貴方「っ…うるさいな」
"ちゃんと意識あるよ"と弱々しい声で言う
土方「大丈夫か!?」
貴方「…みんなは?大丈夫?」
原田「っ…なんで俺らなんか庇って…」
当たり前だよ…
貴方「みんなは私のかけがえのない宝物だから」
ふっ、と笑う顔はとても美しかった
貴方「さて…と」
Aはゆっくりと立ち上がる
沖田「A!?大人しくしてなよ!傷口が広がるよ!?」
風間「今回ばかりは沖田と同意見だ。大人しくしろ」
Aは"やだね"と言って何故か不敵に笑った
真紀子「な、なんで立てるのよ!確かに今さっき急所に当てたわよ!?」
発狂気味に言う そんな真紀子を見てAは笑みを深くする
千加「大丈夫なの?」
一恵「無理はしないでよ?」
貴方「大丈夫」
再び三人に戻った
真紀子「なんで死なないのよ!!!!!」
なんでっなんで死なないの!?…クイーンってのはなんなの?…そうだわ、化物よ…化物!!!!!
真紀子「この化物め!!!!!」
不知火「っ!?あいつっ!!!!!」
天霧「よしなさい!」
不知火は真紀子にかかろうとしたが天霧に止められてしまう
不知火「んでだよ天霧のおっさん!!!」
天霧「今はおっさんではないですよ」
不知火「んなこたぁどうでもいいわ!!!」
ナイスツッコミ←
貴方「ふふ…そう言われるのは何年ぶりかな?」
全員「は?」
その言葉に耳を疑った
今なんて言った…?そう言われるのは何年ぶりかな?だと?
平助「お前ら…」
一恵「昔はよく言われたねー」
化物、怪物、様々な言葉が三人に降りかかってきた でもそれももう慣れたことだ
貴方「えぇ。確かに今まで殺してきた奴らは最後にみーんなそう言うよ。化物だって」
「「まぁ最後まで言わせないけどね笑」」
三人は笑っているがはっきり言って笑えない
真紀子「っ〜…」
千加「さぁ、もう逃げるところも助けてくれるやつももういない」
どうする?
三人はやはり笑ったままだった
風間「…」
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そうせん(プロフ) - 撫子^^さん» ありがとうございます!頑張るのでこれからもよろしくお願いします (2013年12月26日 17時) (レス) id: a5d173ccf1 (このIDを非表示/違反報告)
撫子^^ - 続きが早く観たいです!^^とても面白いです。この小説を見ると吹き出したりシーンとなったりで楽しいです!^^w (2013年12月26日 16時) (レス) id: a39f8fa092 (このIDを非表示/違反報告)
李紅(プロフ) - 続編おめでとうございます!更新ファイトです! (2013年12月23日 21時) (レス) id: 40b38d7974 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:そうせん | 作成日時:2013年12月23日 19時