【おそ松さん】銃とナイフとお兄さん２

第六十八話「今も同じ」 ページ19

※戦いシーン苦手なので省略(簡単に)します。


▽本編▽


「一松兄さん、これは？」

「もう、終わりにするんでしょ全部…だったら、ぼくたちの銃で終わらせないと」

「……ずっと、持ってたんだね一松兄さん」


十四松は、自分の銃に球を込める。

おれも、球を込めた。


それを合図に、おれたちは動き始めた。


十四松は近くの部屋に入った。

おれも別に部屋に入って、扉の陰から様子を見る。


おれもあいつも銃だけ持っている。

格闘技は十四松は出来るだろうけど、おれは出来ない。

十四松には当てない。

あいつが持ってる武器を全部弾き飛ばす。


おれは遠距離ばっかだから、避けるのは苦手だけどそんなこと言ってられない。

でも、なるべく物陰に隠れながら慎重にいこう。


今、この場所は迷路になってるから隠し通路を使っていけばきっと勝てる。


「…ねぇ、一松兄さん。昔以来だね、こうやって戦うの。ぼくは弟だけど、一松兄さん負けてなかった自信あるよ」

「あぁ、そうだな。けど、おれも負けてなかった。十四松は行動パターンがいつも一緒だからね」


十四松は器用じゃない。

頭隠して尻隠さずなんて言葉があるけど、十四松はまさにそんな感じの時がある。


そして、それは今も同じ…！


十四松のポケットを狙って銃を放った。

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