□第一話 ページ2
シノ視点
今オレは、蝶羽本家の当主の部屋に居る。
なぜなら、蝶羽本家当主から呼び出しがかかったからだ。
紫藤「シノくん。今日君を呼び出したのは、Aのことで相談があるからだ。」
シノ「はい。大方想像はつきます。」
紫藤/シノ「虫嫌い」
紫藤「!!」
シノ「矢張り。そうですか。」
蝶羽一族当主、蝶羽紫藤。
Aの実の父で、オレも幼い頃からお世話になっている。
一見厳しい父親に見えるが、実は親バk(……
…過保護で、結構Aのことを相談される。
紫藤「アイツの虫嫌いは度を越している。このまま進むと蝶を使わず忍者としてやっていくことになる。
それは絶対に避けねば!!」バンッ
正座していた畳を勢いよく叩いた紫藤さん。
シノ「Aの虫嫌いはそろそろ解消した方がいいとオレも思っていたところです。」
紫藤「その解消する方法なのだが…
中々思いつかなくてな。
この際同じアカデミークラスに通うシノくんに任せることにしたのだ。
と、いうことで、シノくんはヨロシク頼む。」
……紫藤さんは偶に馬鹿になるのだ。
ハッキリ言って嫌だ。
が、ここで断る訳にもいかないのだ。
なぜなら、紫藤さんは蝶羽一族当主だからだ。
シノ「分かりました。」
そう言って家に戻った。
-
その頃Aはというと…
『いただきま〜す!!』
ズズッ
ズゾーッ
『美味し〜!!』
味噌ラーメンを堪能していました。
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作者名:無量クーポン | 作成日時:2022年4月12日 19時