好きっs((ぇ、何って??【黄瀬涼太】

わん×6【黄瀬side】 ページ9

【黄瀬side】


あの後Aっちは授業をサボった。
やっぱり俺に会うのが嫌だったんスかね?


あの時は頭に血が上って怒鳴っちゃったんスけど、後になって考えてみれば何もなしにAっちが[止めとけ]なんてこと言うはず無いから俺の事を考えて言ってくれたんだと思うんスよ。

だからAっちが帰ってきたら謝ろうと思うッス!!


・


・


・


・


ガラッ


あ!Aっちが帰って来たッス!!!!

え、青峰っちと一緒だったんスかね....?


....なんかモヤモヤするッス。
なんなんスかね、この気持ち。。。


色々考えながらも二人の様子をボーっと眺めていた。


貴「てか大輝の席ってどこなの?」


青「んー、、、あ!ここだわ。」


貴「(´ﾟωﾟ);*.;ﾌﾞｯ
私の前の席じゃんかw」


青「まじか!授業暇せずに受けれるわーw」


.....っ
仲良さげッス、ね。

何故だか胸がチクリと痛んだ。


...あ、謝らなくちゃッスね 。


黄「あ、あのAっち!!さっきはごめんッス!!!」

恐る恐る謝ると案外簡単に許してくれた。

貴「私こそゴメンね!
あ、でさでさー聞いてよ大輝ーっ」


そしてすぐに青峰っちとの会話に戻ってしまった。


チクリ....また胸が痛んだ。


あぁ、きっとこれが本物の恋だったんだろう。
その時、やっと自分の気持ちに気づいてしまった。


もう遅いんスかね?
やっと本物の恋ができたのに貴方の気持ちは青峰っちのもとに行ってしまってるんスか??


もしそうなら、、、、、


こんな辛い恋に気付くんじゃなかった。


【黄瀬side ・終】

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