【ヒプマイ】僧侶の世話役は何故か色んな人から好かれます。

36話 ページ37

sideA

空却｢もっと向こう歩け。｣

なんなんですか。

昼食を食べに外に出ました。

A『はいはい。』


ラーメン屋さんにつきました。

空却｢早くしろ！｣

既に奥のテーブルを占拠してる…

A『はいはい。今行きますよ。』

私が座ると空却が隣につきました。

A『お水セルフなんですね。持ってきましょうか？』

空却｢拙僧、茶。｣

はいはい。

装置の前に立って確認すると

A『あ。』

戻ってきました。

A『温かいのと冷たいのどっちが良いですか？』

空却｢わかれ。｣

テレパシー？

獄｢水で良いぜ。コーヒーねぇだろ。｣

ないです。

十四｢自分も水で良いッス。｣

はぁい。

また装置の前に来ました。

空却｢A！｣

わっ！

A『危ないことしない！』

空却｢テメェ何にすんだ？｣

メニュー見てないのに。

A『あ。空却ちょっと。』

丁度4人分持てますね。

A『熱いので気をつけてくださいね。』

空却｢へーへー。｣

大丈夫かなぁ…

A『お待たせしましたー。』

十四｢感謝ッス〜！｣

空却｢早く決めろよ。腹減った。｣

先に注文しても良いですよ？

A『ん〜…』

獄(ちょっとでも離れるだけでも駄目とかベタ惚れすぎる。)

ん…？

A『貴方方は先に注文しても…』

獄｢悩む嬢ちゃんも良いな。｣

荒く撫でられました…

空却｢触んな！｣

まるで虫を払うかの如く…

十四｢獄さん！自分も撫でて欲しいッス！｣

獄｢なんでヤローを撫でなきゃいけねぇんだよ。｣

A『決めました。』


注文したものが来ました。

空却｢腹減った〜。｣

箸を取り、

空却｢さんきゅ。｣

食べます。

十四(やっぱり仲良し…)


待たせてます。

空却｢食うの遅。｣

A『お黙りなさい。』

獄｢ゆっくり食えよ。｣

先生は優しいですね。

A『ご馳走様でした。』


知らない間に先生が払ってたらしく…

A『ご馳走様です…！』

獄｢良いって。｣

大人の余裕が凄いです。

先生の事務所に戻ってきました。

｢ﾜﾝ！｣

？

わぁ♡

A『可愛い〜！どこから来たんですかぁ？』

黒い豆柴ちゃんが居ました。

空却｢おいイヌ。｣

A『なんて呼び方。』

空却｢名前知らねぇし。｣

A『見知らぬ人に おい、人間って呼ばれるのと一緒ですよ。』

先生は笑いすぎて大変なことに……！

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