【黒子のバスケ】恋の詰まった蜂蜜パフェ【宮地清志】 (ページ6)

今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:481 hit

恋のデザート 4 ページ6

女1「ねえ！今宮地君目の前に来たよね！部活も一緒で話しかけてくれるなんていーなー！」

『あんなやつと一緒になんていたくないよ…ごめん、そういう事だから今日一緒に食べれないや』

女2「気にしないで！部活関係なら仕方ないし」

『ほんとごめん。…あ、HR始まる。席戻ろ？』

女1「うわほんとだ！やばい！」

そう言って慌てて戻っていく。

ｶﾞﾗｯ

先「はい。HR始めるぞー」

女3「起立。おはようございます」

「「おはようございます/ざいまーす/ちゃーす！」」

先「おい誰だちゃーすって言ったの。」

男1「俺でーす！」

先「やっぱお前か。相変わらずだなお前」

男1「テンション高くなきゃ俺じゃないってw」

先「授業中煩くしてないだろうな？まぁいいが」

女3「着席」

先「ったく...んじゃあ、今日は1限目に席替えをするぞー。」

男「「ﾋｬｯﾌｳｳｳｳｳｳｲ!!」」女((絶対宮地君の隣に…！))

まじか...今の席結構気に入ってたんだけどな。

そして女子よ、宮地への執念が見える。

少し飛ばす((宮「おい」

そしてとうとう迎えた席替えの時間

先「んじゃ、席の番号が書いてあるからこの中から引いてけよー」

そう言うとぞろぞろと前にある紙を引く生徒達。

私もその1人だ。早めに座って少し休みたい…。

『番号はっと…21』

21は...お！一番後ろ！ラッキー。

21番の席に移動して座る。まだ前はごたついているようだ。

その中から「おっしゃ窓側！」「2番！宮地君と隣になれるかな…？」「来い来い来い来い来い来い((」などと声が聞こえる。

盛り上がってますなー、と眺めている時。

「…は？隣お前かよ」

聞こえた声に顔を左に向ける。

そこには蜂蜜色の髪の男、そう。宮地が立っていた。

『…嘘ぉ？宮地？なんかの間違えじゃ…あんた何番？』

宮「28だけど」

『22、23、24…ほんとだ、ここだ…」

ふざけんなよおおお！！！せめて！教室ではせめて！宮地と離れたかったのにいいいい！！

宮「うわーお前隣とかまじないわ…」

『こっちだって嫌に決まってんでしょ…』

あああ今すぐ席変えたい！変えていいかな…

先「あ、決まった席から変えるのはなしだぞ。というか、そうしたらくじ引きの意味がなくなるからな」

先生えええええええ！！なんてタイミングでそういうこというのさ！

女子から絶賛睨まれてるから！怖いよ！

はぁ…私教室でも生きて帰れるかな…。