【黒子のバスケ】恋の詰まった蜂蜜パフェ【宮地清志】 (ページ4)

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恋のデザート 2 ページ4

今日も部活が終わる。

マネージャーは選手が着替えてるあいだ、選手が手伝ってくれたモップがけの細かい部分をこなし、ボールを磨いて活動終了だ。

『ふぃー…今日の活動終わったぁ…』

私は鍵を閉めて先生に届ける。

校門まで来たその時。

高「あ！A先輩！一緒に帰りませんか？」

振り向くとそこには、スタメンの5人がいた。

『お！いいね！んじゃあ帰ろっか！』

返事をして、一緒に帰ることに

高「そんで、真ちゃんがラッキーアイテム持たなかったら大惨事になるって事が今日判明したんすよ！！マジやばいっすよねwww」

緑「黙れ高尾」

『それは大変だね...汗』

坪「んじゃあ俺らはこっちだからな。じゃなあ」

『うん。またねー』

そこの分かれ道で大坪達と別れて手を振った。

．．
そして私達は2人で歩き出す。

そう、2人で。

貴宮「「…………」」

私と宮地の家が同じ方向なので、2人で歩いて帰る羽目に。

ほんとに付いてない。

沈黙が続く。すげぇ気まずい。

宮「...なぁ。お前はそんなに大坪が好きか？」

宮地が突然話を切り出してきた

『え？そりゃあ好きだけど？てかいきなり何？』

宮「いや、別に...」

え、まじでどうしたこいつ？

宮「お前みたいなのに好かれてて、大坪も大変だなぁと思っただけだ」

…はい？

『はぁ？なわけないじゃん。大坪はきちんと受け止めてくれるし安心するし！あんたみたいなやつはきっと好かれないよ～？』

宮「いや、お前が勢いよく飛びついたりしてるからだろうが。大坪実際苦笑してただろ。あとお前に言われたくないな」

『ふざけてんのか宮地おい！！』

宮「ふざけてねぇし。てかそんな荒い口調してるととても女子とは思えねえわ」

『普段から物騒なお前に言われたくねぇよ！』

あーもーほんとムカつく！

口開けば私への悪口ばっかじゃないの宮地！

そうこうイライラしてるうちに家についた。

『あ、家ついた』

宮「んじゃさっさと帰るかぁー。ゴリラは早く檻の中入れよー笑」

『おいふざけんなや宮地！一生入んないからね！？あとついでにお前も一生来なくていいから！！」

そうセリフを残して家に入った。