「秀徳の文化祭もなかなか面白い」 ページ12
Aside
今日は部活が一日オフという珍しい日。
そして、それに偶然秀徳の文化祭が重なっているという奇跡。
行くしかないよね??
黛「で、文化祭来たはいいが……」
貴方「どこから回る?宮地のクラスとか聞いとけばよかったー」
黛「だな。……ま、アイツは進学クラスだろ」
千尋と話ながらのんびり歩く。周りの人は千尋の存在に気付いてないみたい。悲しいお。
それに、今日は正太がいないためデートだ。めちゃくちゃ久しぶりに。
「お前ら、京都からわざわざ来たのか?」
ふと、後ろから声をかけられた。聞いたことある声。
黛「大坪か。」
大坪「あぁ。部活は無かったのか?」
貴方「うん。一日オフだったんだよね。」
大坪「そうか。存分に楽しんでくれ。……あぁそれと、午後のステージ枠は見た方がいいぞ」
貴方「何すんのー?」
大坪「ふっ、見てからのお楽しみだ。午前中はここを回るといい」
そう言うと大坪はさっていった。……てか、めっちゃ自然に話してたけど………
黛「………メイド服だったなwwwwwwwwwwww」
貴方「やめてwwwwww思ったけどもwwwwwwww」
大坪からもらった紙をみると、『3-3組逆転メイド・執事喫茶!人気投票もやってるよ♡』と書いてあるのと、クラスだけがメモってあるやつ。
黛「ま、大方レギュラーのクラスだろ。」
貴方「三組って確か進学クラスだよね?宮地いるかな?」
黛「宮地のメイド姿はカメラに納めたい」
─────
────────
宮地「いらっしゃいませ!ご主人様♡」
黛「ただいま清志。元気だっか?………wwwwww」
貴方「清ちゃんただいまー!……ぶふぉwwwwww」
宮地「笑うなら思いっきり笑えよ…!!」
大坪「まぁまぁ、落ち着け。今、コイツらは客だ」
笑顔なのにキレてる。めっちゃ笑えるwwwwww
黛「……お、A、こういうの好きだろ」
貴方「なになにー?」
黛「これ。『目玉ゼリー?!カルピス味!』」
貴方「なにこれ食べたい。」
黛「他は?」
貴方「んー……じゃあカフェモカとショートケーキ」
黛「ん。真は甘いの嫌いなのにAはいけるんだな」
貴方「まぁね。苦いのも好き。けど甘すぎるとムリ。拒否反応出る」
黛「あぁ……。」
木村「ご注文はお決まりでしょうか?」
貴方「木村だー。やほー」
黛「おう。目玉ゼリーとショートケーキ、アップルパイ、コーヒーとカフェモカで。」
貴方「………そういうところ好きだよ」
黛「そりゃどうも」
なんで千尋にアップルパイも食べたいとバレたんだ…!?
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作者名:ハク | 作成日時:2020年4月5日 14時