Prologue 〜BIGIN'S NIGHT〜 ページ2
A「こんなところに…"運命の子"が…?」
…あの日、普段は事務所に残っている私も同行した。
理由なんてない。
ただ…なんとなく、だった。
鳴海「ああ。地球の全てを背負い込んじまった少年だ。…彼を助け出したい、というのが依頼人の願いだ。…翔太郎」
翔太郎「ん?」
鳴海「何があってもオレの指示に従え。いいな」
翔太郎がうんざりしたように溜息をつく。
翔太郎「やれやれ…こんなとこまで来ていつもの説教かよ」
鳴海「こんなところだからこそ、だ。Aも、いいな」
A「うん」
翔太郎「はいはい、わかりましたよ…」
<ブーッ ブーッ ブーッ>
気付かれたんだろう。警報が鳴った。
鳴海「翔太郎、A。早速命令だ。これを持ってここにいろ。一歩も動くなよ」
鳴海さんが翔太郎にアタッシュケースを渡し、マスカレイドドーパントたちに突入した。
しばらく素手で戦ってたんだけど、あまりにも数が多すぎた。
鳴海「仕事にはメモリを使わねぇのがオレのポリシーだったんだが…仕方ねぇ」
鳴海さんがポケットからガイアメモリとドライバーを出した。
<Skull>
翔太郎・A「えっ?!」
鳴海「変身!」
変身した鳴海さんはまたマスカレイドドーパントと戦う。
翔太郎「ん?あれか…」
A「どうしたの?」
翔太郎の視線の先には、1人の男の子がいた。
翔太郎「ここであいつを押さえときゃ、おやっさんもオレのこと見直すぜ…」
A「ちょっと、駄目だって!ここにいろって言われたでしょ?」
翔太郎「大丈夫だって、心配すんな」
A「ああ〜…もう!」
聞かずに行く翔太郎を止められず、結局私も後を追うことにした。
…このとき、私がちゃんと止めていれば、あんなことにはなってなかったんだ…
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彩 - メラメラじゃなくてぞくぞくするねぇですよ (2016年9月10日 7時) (レス) id: 0bb2487d1d (このIDを非表示/違反報告)
ひな★(プロフ) - 悪魔たん × みるくてぃ ~さん» ありがとうございます(微笑)た、確かにいないですよね…(笑) (2015年7月23日 21時) (レス) id: 0891d72c0c (このIDを非表示/違反報告)
悪魔たん × みるくてぃ ~(プロフ) - ひな★さん» 応援してます、笑 Wの小説書いてる人少ないので… 笑笑 (2015年7月21日 14時) (レス) id: e98bcf4c29 (このIDを非表示/違反報告)
ひな★(プロフ) - 悪魔たん × みるくてぃ ~さん» ありがとうございます、頑張ります!^o^ (2015年7月21日 14時) (レス) id: 5c3862520b (このIDを非表示/違反報告)
悪魔たん × みるくてぃ ~(プロフ) - 頑張ってください いいい (2015年7月21日 8時) (レス) id: e98bcf4c29 (このIDを非表示/違反報告)
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