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恋人。 ページ17

「…………A。起きろって。おい。」

「……お母さん…?ん、もうちょっとぉ…」

少しまどろみながらAは答える。

「…起きねえと、襲っちまうぞ?」

「……ん!?」

ガバッと跳ね上がると、目の前にはキバナがいた。

「な、なんでキバナさんがまたここにいるんですか!?私昨日鍵かけて寝たのに!」

「フロントに恋人だって言って鍵開けてもらった」

「なっ…!嘘はいけませんよ!!」

そうAが怒るとキバナは苦笑して頭を撫でてきた。

「……あ、キバナさん」

「どうした?」

「昨日わたし、キバナさんになにか失礼なことを言いましたか?怒って帰ってしまったから…」

Aがそう尋ねると、キバナは少し驚いたようだった。

「…気にしてたの。てっきり俺の事なんてなんも考えてないかと思ってた」

「まあ少しくらいは考えてますよ」

「へえ、少しだけね…ところでA、おはようのちゅーまだ?」

「はえ!?な、なんでおはようのちゅーなんて…!」

「ほら、俺たち『恋人』なんだから」

そう言うとキバナは目をつぶって顔を寄せてきた。

きす。→←怒り。



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設定タグ:キバナ , ポケモン剣盾 , 夢小説   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:すみれ | 作成日時:2019年12月8日 11時

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