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怒り。 ページ16

「で、明日Aはどうするの」

「明日ですか?とりあえず寝たいだけ寝てからガラル地方のチャンピオンさんに会いに行こうかと…」

Aがそう言うと、少しキバナは顔を曇らせた。

「あいつかぁ……」

「お知り合いなんですか?」

「知り合いってか……ライバルみたいなもんかな。1回も勝ったこと無いんだけどな」

「キバナさんが!?そんなに強いのにですか……まあでも『無敗のチャンピオン』らしいですもんね」

そう言った瞬間、キバナの雰囲気がガラッと変わった。

「…へえ。Aは俺の名前も顔も覚えてないのにダンテのことは知ってるんだ」

「…キ、キバナさん…?」

キバナの水色の目がAの目を捉えた。
つり上がっているその目を見たAは背筋がゾクッとするのを感じた。




「………邪魔したな」

キバナはそう言うと部屋から出ていってしまった。

てっきりなにかされると思っていたAは少し物足りなさを感じている自分に気づいた。

「……なんで…?力づくで抑え込まれてるのに、私……」

Aは自分の頬に熱が集まっているのを感じた。

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設定タグ:キバナ , ポケモン剣盾 , 夢小説   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:すみれ | 作成日時:2019年12月8日 11時

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