好きになって、くれますか？ (ページ11)

今日:9 hit、昨日:0 hit、合計:22,300 hit

ばとるおわり。ページ11

「負け、た……」

おそらく敗因は、亀みたいな子のほのおタイプを見抜けなかったこと。

早々にクチートが戦闘不能になってしまい、トゲキッス1人では押し切れなくて負けてしまった。

「どうした？カロスチャンピオンのA。」

キバナはそういって近づいてくると、頭をガシガシと撫でた。

「まあ言ってなかったけど俺もガラル地方のジムリーダーなんだ」

「なっ…！？早く言ってくださいよー！」

負けた悔しさからか涙目になってキバナの胸をぽかぽかと殴るA。

「はは、わりぃわりぃ。…それよりさ」

少しキバナの雰囲気が変わったことに気づき、Aは顔を上げた。

思ってた以上に顔が近くて赤面する。

「ちょ、ちか……」

慌てて逃げようとするもいつの間にかがっしりと抱きしめられていて逃げられない。

「俺が勝ったってことはAになんかお仕置きが必要じゃないの？お前からしかけてきたバトルだもんなあ？」