見失わないで ページ46
十四松side
十四松「一松!」
一松は暗い路地裏。。。そこにいた。
肩でハァハァ息しながら近寄る。
一松の肩が、細かく揺れているのが見えて、あぁ泣いてるんだってわかった。
一松「十四松、迷惑かけてごめん。大丈夫だから。。。俺は大丈夫、大丈夫、大丈夫、大丈夫、大丈夫、大丈夫、大丈夫、大丈夫、大丈夫、大丈夫。。。」
ダメだよ一松、それ以上行ったら僕みたいに戻れなくなっちゃう。
十四松「自分を見失っちゃダメ!戻ってきて、一松!」
僕は一松を後ろから抱き締める。
一松の体からは甘い優しい香りがした。
一松「ごめっ。。。」
十四松「大丈夫。。。今は思いっきり泣いて?僕は一松の相棒だから、大丈夫!」
それから一松は大きな声で一頻り泣いた。
。。。
。。。
一松「十四松、ありがと。もう大丈夫だから、帰ろう。」
十四松「うん。」
僕達は昔みたいに手を繋いで帰った。
ガラガラ
十四松「ただいまーーッする!」
僕は靴を脱いで一松が靴を脱ぎ終わるのを確認するとそのまま手を引っ張る。
居間にはいると、変な空気が流れていた。
松代「おかえりなさい。」
一松「ただいま。」
松造「。。。飯にでもするか。母さん、頼む。」
白石さんはもういなかった。
でも可笑しい。
僕が言っちゃったからだ。
カラ松にーさんと一松にーさんが付き合ってたこと言っちゃったんだ。
十四松「一松。。。」
一松「大丈夫だから。」
僕は結局、なにもできなかったんだね。。。
13人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
夜桜蝶々@ただいま(プロフ) - 雨夜さん» わかりますっ!色松は最高です(T-T) (2017年3月17日 8時) (レス) id: 2d8366bccd (このIDを非表示/違反報告)
雨夜 - 色松本当に好き (2017年3月17日 2時) (レス) id: 0d45cc0b5b (このIDを非表示/違反報告)
夜桜蝶々@第一難関突破(プロフ) - 紫吹桜さん» コメント、ありがとうございます!お気に入り登録!?ありがとうございます(T-T)そうですね~。葵ちゃんボロボロになりますね。というか、私がボロボロになるまで殺ります← (2017年1月30日 5時) (レス) id: 2d8366bccd (このIDを非表示/違反報告)
蜜年恋愛 - 一松〜!切ないですよ… (2017年1月29日 21時) (レス) id: e92a1b5105 (このIDを非表示/違反報告)
†夜娜姫@覇空†(プロフ) - 紫吹桜さん» だよねだよね!作品神すぎるよね!(作者じゃなくてすまぬ。! (2017年1月29日 21時) (レス) id: fcc86ea453 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:夜桜蝶々 | 作者ホームページ:
作成日時:2017年1月14日 22時