恋よりも愛よりも何よりも君がいいんです！ カラ一 part2

相棒 ページ43

それから僕はカラ松から逃げた。

親友へ会いに行くのもほどほどにした。
だって外に行ってしまったら見てしまうかもしれないから。。。カラ松が他の人と仲良くしてるところ。

十四松「一松にーさん。。。」

十四松が隣に座ってくる。

一松「十四松、ごめん、応援してもらったのに。」

十四松「気にしないで。。。でも、一松にーさんが心配だよ、僕。」

駄目だなぁ、僕。
弟にこんなに心配かけて。

僕はそっと首に下がってる鎖を持ち上げる。

一松「これ。カラ松から最後にもらったんだ。もうもとには戻れないけど僕は幸せだよ。僕にはこの指輪とカラ松と付き合ってるときに散々言われた愛してるって言葉があるから。。。でもカラ松に別れるときに酷いこと言っちゃった。。。いつか謝れる日が来たらいいなぁ。」

俺は遠くを見つめる。

十四松「僕は一松にーさんの味方だからね。泣きたいときは言ってね。。。勝手に消えないでね。」

一松「うん。ありがとう。」

僕は持ち上げた鎖をまた見えないように閉まった。

一松「これ、十四松だけに見せたんだ。。。初めて。。。内緒な？相棒だけの。」

十四松「うん！」

ガラガラ
誰かが帰ってくる音がした。

行かなくてもわかるカラ松だって。

でも一人じゃない。
もう一人誰かいる。

葵「こんにちはぁ」

一松「あ、。。。」


知っている声が下から聞こえた。

十四松「一松にーさん？」

一松「大丈夫、大丈夫だから。。。下、行こっか。」

どうせ関係ないし。。。

バレた→←兄さん

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す