愛してる ページ33
カラ松「ただっ、い、ま。。。!」
息を切らしながら扉を開けて中に入る。
中は真っ暗だった。
寝てしまったのか、シーンとしている。
遅かった。。。
一松「遅かったね。浮気松。」
一松の声が階段がある右から聞こえた。
カラ松「一松。一松。。。すまん、すまんっ!!」
一松「それは何に対する謝罪なわけ?」
一松が静かに怒っている。
カラ松「違うんだ。。。あれは只の仕事仲間なんだ。」
一松「仕事仲間?只の仕事仲間とあんなくっついたツーショット写真を撮れるんだ。へぇー。俺とは撮ったことないくせに。」
一松の言うことはもっともだ。
だけど、本当に違うんだ。
俺は心から一松を愛している。
カラ松「信じてくれ。。。あれはいきなりスマホをとられてそのまま写真も撮られてしまったから対応が追い付かなかっただけで。。。愛している、一松。俺には一松しかいないんだよ。。。」
兄で一松をリードする側の彼氏的存在位置なのに。。。
俺は情けなく一松に頭を下げることしかできなかった。
一松「カラ松、俺さ、全然素直じゃないけどカラ松に好きだ、大好きだ、愛しているって言われるの好きだよ。でもそれを今言ったんじゃ、只、愛しているって俺に言えば何でも許してくれるって思ってるみたいで嬉しくないよ。」
そうだ。
こんなの一松を馬鹿にしているようにしか見えないよな。
カラ松「最低なことをしてしまった。。。俺は捨てられてしまうのだろうか。。。仕方ないよな。こんなこと故意ではないにしろしてしまったんだ。でも、別れる前に殴ってくれないか?そうじゃないと気がすまない。」
俺はまた一松を傷つけたのか。
一松「。。。目、瞑って。」
俺は目を閉じて殴られる準備をする。
おかしいな、瞳から滴が止めどなく流れ落ちる。
愛している、愛している。。。別れたくない。
カラ松「いちま、チュッ。。。え?」
俺は一松にキスされた。
一松「別に別れないし、傷ついたけど、カラ松のこと信じてるから。けどもうしないでよね。」
そうぶっきらぼうに言う一松がいとおしくて、自分からキスする。
カラ松「ごめん、ごめん。。。!愛している、心から愛している。。。」
一松「俺も。。。」
俺は一松を思いっきり抱き締めた。
俺と同じ男のくせに細くて筋肉があまりない一松。。。
これが俺が守るべきもの。
−−−ピコン
葵今、何してる?!。。。早く明日来ないかなぁ。。。(*^^*:pink)
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夜桜蝶々@ただいま(プロフ) - 雨夜さん» わかりますっ!色松は最高です(T-T) (2017年3月17日 8時) (レス) id: 2d8366bccd (このIDを非表示/違反報告)
雨夜 - 色松本当に好き (2017年3月17日 2時) (レス) id: 0d45cc0b5b (このIDを非表示/違反報告)
夜桜蝶々@第一難関突破(プロフ) - 紫吹桜さん» コメント、ありがとうございます!お気に入り登録!?ありがとうございます(T-T)そうですね~。葵ちゃんボロボロになりますね。というか、私がボロボロになるまで殺ります← (2017年1月30日 5時) (レス) id: 2d8366bccd (このIDを非表示/違反報告)
蜜年恋愛 - 一松〜!切ないですよ… (2017年1月29日 21時) (レス) id: e92a1b5105 (このIDを非表示/違反報告)
†夜娜姫@覇空†(プロフ) - 紫吹桜さん» だよねだよね!作品神すぎるよね!(作者じゃなくてすまぬ。! (2017年1月29日 21時) (レス) id: fcc86ea453 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜桜蝶々 | 作者ホームページ:
作成日時:2017年1月14日 22時