恋よりも愛よりも何よりも君がいいんです！ カラ一 part2

ツーショット ページ31

カラ松side

午後の仕事がおわり、一段落した頃、スマホに一松からライ ンが来ていたことに気付いた

一松お昼、クリームシチューつくった。

少し素っ気ないメッセージと写真が送られてくる。

ああ、恋しいなぁ。。。

葵「あっ！シチューだ！おいしそー。」

またこいつか。グイモンめ。。。

カラ松「えぇ、まぁ。。。」

葵「写真でもこっちから送ってみたらぁ？ ほら！一緒に撮ろうよぉー。」

スマホを奪い取られ、一瞬のうちに写真を撮られる。
ツーショットで顔も近い。

カラ松「や、やめてください！」

俺がグイモンからスマホを取り戻す前にグイモンは一松に向けてメッセージと写真を送っていた。

ああ、終わった。

カラ松葵と二人で仕事中(^-^vシチューうまそー。:#87cefa)

奪い返したスマホを見ればどう見ても俺がこいつに気があると見えるメッセージにあのツーショット写真。

ピコン
いきなり一松からライ ンが届く。

怖い。。。

一松俺に飽きた?嫌いになった?なんか俺しちゃった?。。。俺、浮気現場に行くカラ松を送ってたの?。。。ひどい。

そんな言葉と猫が部屋の隅で泣いているスタンプが送られてくる。
スタンプは可愛いけど、きっと落ち込んでいるんだろうな。。。

今日は早く帰らせてもらおう。

カラ松「最低ですね。これで別れたらどうしてくれるんですか？」

葵「ごめんねー。もうしないから。」

この人だけは許せない、そう心の中で強く思った。

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葵side

別れたらどうしてくれるんですか？

なにそれ、私は別れさせたいの。

最高じゃない？自分のせいでカップルが別れるの。
なんて美しいの。。。だって言うじゃない、食べ物は腐り際が一番おいしいって。。。だからカップルも別れ際が一番美しくて、最高な時間だと思うのよ。

だけど私、悪くないわ。
だって私が間に入って少し散らかしたくらいで別れるカップルなんて本当に愛し合ってるだなんて言えないもの。


だからカラ松、私、悪くないのよ。

私のせいで別れたのなら貴方達は所詮その程度のちんけな愛を共有するくらいの生ぬるい関係だったのよ。

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