Story.30 ページ33
｢ああ、そうだ。Aサン、プレゼントがあります｣
...珍しい。そう思いながら浦原さんから受け取ったのはまっ黒いローブ。
｢あのねぇ浦原さん、女心をもう少し研究した方がいいですよ｣
｢あなたを喜ばせようと渡したんじゃないですから｣
｢でしょうね、何ですかこれ｣
｢ボクが開発した特殊な繊維で作ったローブっす。
着れば完全に着た本人の霊圧を消すことができ、更に少しアナタの霊圧を混ぜるだけで景色まで周りに同化して見えなくできる優れものっす｣
｢自分で作ったものを自分で優れものとか言うか普通。
でも...確かに優れもの。｣
｢ピンチの時に使ってください。...アナタも薄々感じてるんでしょ、今回の事件の違和感を｣
｢...！！浦原さんもですか｣
｢もちろんっす。コソコソアナタが動いている事も知ってました。
...けれど、今回ばかりはとても危険な予感がする。動くなってアナタに言っても動いちゃうでしょうからあまり強くは言いませんけど...
きちんと危険の度合いを測って動いてください。
死にに行くのと戦いに行くのは別ですよ。
無謀な戦いを挑むのはただの馬鹿です。｣
｢浦原さんこそ。ああ、それと...｣
...藍染惣右介には気をつけて。
｢藍染サンに...？｣
｢ま、お互い無事だったら明日また修行つけてくださいね。では。｣
｢ちょ...Aサン...！？｣
...深くは話さなかったがギン以外の人に初めて藍染の事を忠告した。
詳しく話したところで浦原さんにも催眠がかかってしまうことには変わりない。
その代わり...少し、ほんの少しだけでも藍染を警戒することで浦原さんなら隙が見いだせるかも知れない。
...夕方頃、六車隊に異変が起こった。
六車隊長と瀞霊廷との連絡が突然ぷっつりと途切れたのだ。
すぐに総隊長が措置をとり、六車隊長の最終座標を元に、様子見に現場に向かわせたのは、真子達隊長３人とリサ。
そんな隊首会議の内容をリサから手に入れた私はと言うと、浦原さんから貰ったローブを早速使いながら瀞霊廷内の魂魄消滅スポットを巡っていた。
浦原さんに作ってもらった義魂丸と義骸の精度が想像以上だったため、呼び出されていた五番隊には私の義骸に行かせた。
...偽物藍染の相手なんか偽物の私で十分。
その場にかすかに残っていたのはやはり藍染の霊圧。
その残った霊圧を追って最終的に辿りついたのは...ギンと初めて出会ったあの林の中、少し開けた広場である。
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mochi(プロフ) - 霊圧食べて元気出る飢餓王さん可愛い…( ˙-˙)w (2022年1月9日 11時) (
レス) @page10 id: 25f818244b (このIDを非表示/違反報告)
近藤。(プロフ) - Angielina Ogasawaraさん» すみません、この作品を書いたのが二年近く前なので弓親の登場箇所を覚えていなくて……。訂正するために読み直しますのでお待ちください。それか、登場箇所が何話だったか教えていただけると嬉しいです (2019年1月25日 23時) (レス) id: f8f1e234ce (このIDを非表示/違反報告)
Angielina Ogasawara(プロフ) - 弓親の名字が違います。長谷川ではなく綾瀬川です。訂正お願いします。 (2019年1月25日 23時) (レス) id: 4b9d4590db (このIDを非表示/違反報告)
近藤。(プロフ) - ♂ｒｅｏｎ♀さん» 私の作品で不快になられたのなら申し訳ありませんでした。時系列は小説の設定のためわざと狂わしていますので直す予定はありません。私はそういうのも含めて夢小説の醍醐味だと思っておりますので、この小説が肌に合わないようでしたら他作品の方へお願いします。 (2018年12月23日 21時) (レス) id: f8f1e234ce (このIDを非表示/違反報告)
♂ｒｅｏｎ♀(プロフ) - 時間列がずれすぎだと思います。100年前には白哉はまだ子供で、そのうちにルキアが13番隊に入隊するのはおかしいです。それと、まだ11番隊隊長は更木剣八ではありません。キラ、恋次、雛森の3人で演習の時は既に五番隊隊長は藍染惣右介です。 (2018年12月23日 8時) (レス) id: d13ee7ed1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：近藤。
| 作成日時：2017年8月1日 23時
