Story.22 ページ25
続いて。清音には隊舎でいつでも会えるから後回し。
そもそも四番隊にいる勇音さんには卯ノ花隊長から伝わる。...万一伝わらなかったらやばいから清音にでも伝言頼めばよし。
...となると、あとはひよ里とリサとやちる。
取り敢えず私が訪れることにしたのは京楽隊長率いる八番隊。リサの所である。
八番隊隊舎は浮竹隊長とよく遊びに来る。
迷子にもならないし、私が隊舎の中にいても浮かない。
それに加えて隊長同士だけでなく私とリサも仲が良い。
それでも毎回隊舎の門の前で、律儀に挨拶をする浮竹隊長はすごいと思う...が、正直面倒くさい。
そんなこんなで私はといえば、京楽隊長なら勝手に入っても怒らないことが分かっているので挨拶もせずにズカズカと上がり込んでいる。
しかし、上がり込んだ隊舎の中。玄関先に見えたのは白い長髪で。
「...浮竹隊長」
「...A、聞こえなかったけどちゃんと門の前で挨拶したのかい?」
「...してませんすみません」
「親しき中にも礼儀ありという言葉があるほどに礼儀は大切なんだ。小さなことでもきちんとしなさい。」
「...はい」
あれだ、こういうことも良くあるから八番隊隊舎は要注意なのである。
挨拶したと嘘をつけば怒られないって?
...バレた時を考えてみろ。そっちの方が百倍怖い。
「京楽隊長こんにちは」
「Aちゃん、いらっしゃい。最近来てくれなくて寂しかったよー。ボクなら浮竹みたいに怒ることもないからボクの隊にでも来て...痛い!リサちゃんそんな本気で叩かなくても!」
「ダメだ京楽!うちの可愛い副隊長をおまえの隊にやる訳にはいかない!」
「...アンタのとこの隊長相変わらずやな。ほら、今だって娘が可愛くてしゃーないから嫁にはやらへんて揉めてる親父みたいやろ」
「ちょっ...やめてよリサ、笑いが止まらなくなるから。」
正直、浮竹隊長と京楽隊長が真面目な話をする所をあまり...というかまったく見たことがない。
真面目な話も真面目に聞こえないほどユルい。
そこに副隊長のリサと私が混じったところでツッコミが増えるだけで、無論、真面目な話になるはずがない。
「あー、そうだ。卯ノ花隊長が女性死神協会で海行くから日付空けとけってよ」
「何でそれをアンタがアタシに伝えに来てんねん、パシリか」
「大当たり、まだ色々いかなくちゃいけないからなー。今日は帰る」
「またな」
「うん。」
次は...苦手な隊舎No.1
十二番隊へ行こう。
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mochi(プロフ) - 霊圧食べて元気出る飢餓王さん可愛い…( ˙-˙)w (2022年1月9日 11時) (レス) @page10 id: 25f818244b (このIDを非表示/違反報告)
近藤。(プロフ) - Angielina Ogasawaraさん» すみません、この作品を書いたのが二年近く前なので弓親の登場箇所を覚えていなくて……。訂正するために読み直しますのでお待ちください。それか、登場箇所が何話だったか教えていただけると嬉しいです (2019年1月25日 23時) (レス) id: f8f1e234ce (このIDを非表示/違反報告)
Angielina Ogasawara(プロフ) - 弓親の名字が違います。長谷川ではなく綾瀬川です。訂正お願いします。 (2019年1月25日 23時) (レス) id: 4b9d4590db (このIDを非表示/違反報告)
近藤。(プロフ) - ♂reon♀さん» 私の作品で不快になられたのなら申し訳ありませんでした。時系列は小説の設定のためわざと狂わしていますので直す予定はありません。私はそういうのも含めて夢小説の醍醐味だと思っておりますので、この小説が肌に合わないようでしたら他作品の方へお願いします。 (2018年12月23日 21時) (レス) id: f8f1e234ce (このIDを非表示/違反報告)
♂reon♀(プロフ) - 時間列がずれすぎだと思います。100年前には白哉はまだ子供で、そのうちにルキアが13番隊に入隊するのはおかしいです。それと、まだ11番隊隊長は更木剣八ではありません。キラ、恋次、雛森の3人で演習の時は既に五番隊隊長は藍染惣右介です。 (2018年12月23日 8時) (レス) id: d13ee7ed1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:近藤。 | 作成日時:2017年8月1日 23時