Story.21 ページ24
二番隊隊舎前。隠密機動隊を兼ねるこの隊には近づきがたいのが現実。
しかし、卯ノ花隊長の命令...お願いの方が重い。仕方がないと意を決して、
｢こんにちはー、夜一さんに用があって来ました。十一番隊の宮本です。
隊舎にはいりますよー。｣
そう叫ぶとほぼ同時に、背後に感じた気配。
反射で振り向くと、やはりあったのは人影で。
短髪の可愛らしい女の人だったのだが。
｢...私に何か用ですか｣
｢貴様こそ夜一様に何の用だ。要件があるなら私を通して貰おう。｣
｢いや、だから誰ですか｣
｢ふん、貴様に教える必要など｣
｢...儂の客に何をしとるんじゃ砕蜂｣
｢夜一様！！｣
どうやら夜一さんの部下らしいその女の人。
なんか、私に対して敵意を剥き出しなんですけど。
｢夜一さん、まさか部下に自分のこと様付で呼ばせてるんですか。私も夜一様って呼びましょうか？｣
｢冗談はよせ、A。コイツが堅苦しいだけじゃ、のう、砕蜂｣
｢堅苦...！？そんな事はございません！ただ私は心から夜一様のことを慕っておりますゆえ...｣
｢な？堅苦しいじゃろ？｣
｢...もういいですよ、この話題。反応に困りますから。
今日は卯ノ花隊長のおつかいで来たんですよ。｣
｢なんじゃ、遊びに来たわけではないのか｣
｢あたりまえです。むしろ来たくなかったというか...｣
｢それは都合がいい。もう二度と遊べぬ身体にしてやろう貴様｣
｢やめろと言っておるじゃろ砕蜂。｣
｢でも万一夜一様の命を狙っていたら...！｣
｢仮にも儂の弟子じゃぞ、それにまだこの小娘ごときには負けんわ｣
｢...！弟子がいらっしゃったのですか！｣
｢言ってなかったかの？｣
分かった。砕蜂は夜一さんのファンというか、信者的な人で。
...また面倒臭い知り合いが増えた。
しかし、名簿には砕蜂の名前もあった気がする。丁度いい。声かけて仲良くなっておこう。
｢卯ノ花隊長からの伝言ですけど、女性死神協会で海に行くから日付を空けとけらしいですよ夜一さん。｣
｢海か！｣
｢そうです。あ、砕蜂さんにも声をかけるように言われてました｣
｢私にも？｣
｢そうです、私のことが嫌いでも卯ノ花隊長の言葉には耳傾けて下さいね。｣
｢ふん、何を偉そうなことを｣
｢砕蜂、礼ぐらい言わんか｣
｢夜一様、しかし...！｣
｢あ、もういいです。まだ私沢山行くところあるんで失礼します。｣
...ここまで敵意を向けられると凹みます。
仲良くなるには時間がかかりそうです。
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mochi(プロフ) - 霊圧食べて元気出る飢餓王さん可愛い…( ˙-˙)w (2022年1月9日 11時) (
レス) @page10 id: 25f818244b (このIDを非表示/違反報告)
近藤。(プロフ) - Angielina Ogasawaraさん» すみません、この作品を書いたのが二年近く前なので弓親の登場箇所を覚えていなくて……。訂正するために読み直しますのでお待ちください。それか、登場箇所が何話だったか教えていただけると嬉しいです (2019年1月25日 23時) (レス) id: f8f1e234ce (このIDを非表示/違反報告)
Angielina Ogasawara(プロフ) - 弓親の名字が違います。長谷川ではなく綾瀬川です。訂正お願いします。 (2019年1月25日 23時) (レス) id: 4b9d4590db (このIDを非表示/違反報告)
近藤。(プロフ) - ♂ｒｅｏｎ♀さん» 私の作品で不快になられたのなら申し訳ありませんでした。時系列は小説の設定のためわざと狂わしていますので直す予定はありません。私はそういうのも含めて夢小説の醍醐味だと思っておりますので、この小説が肌に合わないようでしたら他作品の方へお願いします。 (2018年12月23日 21時) (レス) id: f8f1e234ce (このIDを非表示/違反報告)
♂ｒｅｏｎ♀(プロフ) - 時間列がずれすぎだと思います。100年前には白哉はまだ子供で、そのうちにルキアが13番隊に入隊するのはおかしいです。それと、まだ11番隊隊長は更木剣八ではありません。キラ、恋次、雛森の3人で演習の時は既に五番隊隊長は藍染惣右介です。 (2018年12月23日 8時) (レス) id: d13ee7ed1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：近藤。
| 作成日時：2017年8月1日 23時
