Story.20 ページ23
場所が変わって四番隊隊舎。
普段、雑用等々を押し付けられ最弱と十一番隊に馬鹿にされている部隊であるが、私にとっては天国のような場所である。
十一番隊とは違って皆人当たりがいい。喧嘩にならない。優しい。
絶対十一番隊よりもいい場所だ。
しかし、例外が1人。
「...こんにちは、卯ノ花隊長」
「あら、いらっしゃいA。」
私が恐れているのは卯ノ花隊長その人である。
私の中では浮竹隊長の次に怒らせてはならない人だ。(ちなみに卯ノ花隊長の次は夜一さん)
静かに怒るタイプな上に、笑顔を崩さず怒るために威圧が半端ない。包容力があって相談を聞いてくれるお母さんみたいな存在だが、マジで怒らせたらやばい。
清音と一緒に勇音さんの所に遊びに来た時に、花瓶をひっくり返して、隊舎の中を関係ないところまで5時間掃除させられた記憶が新しい。怖い。
...そんな訳で、いい人なことは百も承知だが、私は卯ノ花隊長の前では多少挙動不審になってしまうのだ。
「あの、女性死神協会で海に行くってやちるに聞いたんですけど私も参加していいですか?」
「そんな事ですか、もちろん構いませんよ。
ただ、まだ女性死神協会の中にも声をかけていない方がいるんです。その方達に話をしてきてもらえませんか?」
「...いや、私女性死神協会入ってない...」
「お願いします」
「喜んで。」
...手渡されたのは、海に誘う(もしくは行く)予定の人たちの名簿。
卯ノ花烈
草鹿やちる
虎徹勇音
虎徹清音
猿柿ひよ里
四楓院夜一
砕蜂
矢胴丸リサ
「...コレを全部誘ってこいと」
「嫌ですか?」
「いや、そういう訳ではないんですけど...」
リサにひよ里に夜一さん?
メンツが濃すぎて...なんか猛烈に海に行きたくなくなりました。
そんなことは口にできずに。
「じゃあ、行ってきます」
「お気を付けて」
...海に行きたいだけなのになんで私はパシられてんだろ。
そんな気持ちを抱えながら、取り敢えず、二番隊の夜一さんの所へ向かうことにしたのだった。
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mochi(プロフ) - 霊圧食べて元気出る飢餓王さん可愛い…( ˙-˙)w (2022年1月9日 11時) (レス) @page10 id: 25f818244b (このIDを非表示/違反報告)
近藤。(プロフ) - Angielina Ogasawaraさん» すみません、この作品を書いたのが二年近く前なので弓親の登場箇所を覚えていなくて……。訂正するために読み直しますのでお待ちください。それか、登場箇所が何話だったか教えていただけると嬉しいです (2019年1月25日 23時) (レス) id: f8f1e234ce (このIDを非表示/違反報告)
Angielina Ogasawara(プロフ) - 弓親の名字が違います。長谷川ではなく綾瀬川です。訂正お願いします。 (2019年1月25日 23時) (レス) id: 4b9d4590db (このIDを非表示/違反報告)
近藤。(プロフ) - ♂reon♀さん» 私の作品で不快になられたのなら申し訳ありませんでした。時系列は小説の設定のためわざと狂わしていますので直す予定はありません。私はそういうのも含めて夢小説の醍醐味だと思っておりますので、この小説が肌に合わないようでしたら他作品の方へお願いします。 (2018年12月23日 21時) (レス) id: f8f1e234ce (このIDを非表示/違反報告)
♂reon♀(プロフ) - 時間列がずれすぎだと思います。100年前には白哉はまだ子供で、そのうちにルキアが13番隊に入隊するのはおかしいです。それと、まだ11番隊隊長は更木剣八ではありません。キラ、恋次、雛森の3人で演習の時は既に五番隊隊長は藍染惣右介です。 (2018年12月23日 8時) (レス) id: d13ee7ed1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:近藤。 | 作成日時:2017年8月1日 23時