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｢お、おかしいんです！1日前は確かにこの目でAを見たんですが…それから1日経っても、どうやら屋敷にも戻ってきてないみたいで…！！｣
真っ青な顔で炭治郎は言う。
軽く失神しかけたしのぶは大慌てで輝哉に文を送り、手が空いた鬼殺隊員によっての捜索が決定した。
｢どういうこったァ、Aがいなくなるなんてェ｣
｢誘拐かしら？キュンキュンしないわ｣
｢Aが誘拐？あんなに強いのにか？｣
不思議そうに言う煉獄に全員が押し黙った。彼の言うことは一理ある。
先日行われたばかりの『柱(男性陣)ＶＳ皇A』の戦いを彼らが忘れるはずがない。
にわかにも信じ難いが、Aはたった一人で7人の男たちを気絶させた。しかも相手は日々鍛錬を怠らない、鬼殺隊の中の精鋭たち。
勝つことなんて夢のまた夢のような彼らに討ち勝つことなどありえない話だが、彼女はそれをやり遂げてしまったのだ。
忘れたいのに忘れられない。なんという悪夢。
それほどの強さを持った彼女が、さらりと誘拐されるのか？そんなことは無い、きっと誘拐されようともなれば彼女は1発で犯人をボコるはずである。
｢……一つだけ、心あたりが無いことも無いよ｣
｢！お、御館様！！｣
｢ああ、いいよそのままで。聞いてくれればそれで構わない｣
慌てて跪こうとした彼らを輝哉が制する。悲しげな顔をする輝哉は、とんでもないカミングアウトをした。
｢実は、誰にも言ったことは無かったんだけれど…
Aは小さい頃、鬼舞辻無惨に御家族を惨殺されていてね。隠が拾ってきた彼女を僕が保護したのが、彼女との出会いだ｣
全員がはっと息を呑む。いつだったか、輝哉が『Aは自分の子供同然に大事だ』的なことを言っていたのを柱たちは思い出した。
だがそれの何が今回の件に関するというのか。続くであろう輝哉の話に、彼らはじっと耳を傾ける。
｢…その時どうやら鬼舞辻無惨はAを気に入ったらしくてね、現在彼女は鬼舞辻無惨に狙われている身なんだ
＿＿＿＿＿将来の、鬼舞辻無惨の嫁として。｣
しん、と場が静まり返って数秒。ばたん、と誰かが倒れる音がした。
｢やだ伊黒さん！？｣
｢よ、嫁……？？
Aが、あの可憐で優しい心を持った天使のようなAが、鬼の、ましてや鬼舞辻無惨など……ヴッ｣
｢へえ、殺す｣
｢派手に馬鹿げたことを考えやがるな鬼舞辻無惨…！｣
全員が殺気立った瞬間である。
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Nami - 冨岡さんに嫉妬する他の鬼滅メンバー面白かったです♪冨岡さん好きだぁぁ♥ (2022年11月4日 11時) (
レス) id: 7f8b02d024 (このIDを非表示/違反報告)
もろん - 最高です最高です最高です最高です最高です最高です最高です最高です最高です最高です最高です最高です最高です最高です最高です最高です最高です最高です（言い過ぎてごめんなさい） (2021年6月11日 17時) (レス) id: 2c8540451a (このIDを非表示/違反報告)
マロ(プロフ) - ひかりさん» 夢主ちゃん…君少し贅沢過ぎては…羨ましい！！！ あんな素敵な声で囁かれたら気絶しちゃいますよ！？ あぁ……好き… (2020年4月4日 1時) (レス) id: d8cf0d1c15 (このIDを非表示/違反報告)
ひかり(プロフ) - マロさん» 無惨と結婚したらあのいい声で囁かれていい顔を毎日拝めるんですよね……至高の幸せですよね………… (2020年4月4日 0時) (レス) id: a5a72bcd0d (このIDを非表示/違反報告)
マロ(プロフ) - 無惨と結婚！？ やだ…切実にお願いしたいです……無惨の笑みとか絶対素敵じゃないですか… (2020年4月2日 23時) (レス) id: d8cf0d1c15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひかり
| 作成日時：2020年3月28日 10時
